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CARALL
GLOSS FINISH

管理人施行記


GLOSS FINISH商品画像



カーオールさんの製品GLOSS FINISHであります。今風の「洗車後、シューシューして拭き取り」という工程による施工な製品でございます。が、製品の使用法をつらつら読むと「水分は多少残っていても問題ありません」という表現があり、基本は乾式施工であることが伺えますので、これまた筆者のお気に入り品である、ゼロウォーターPSコート(艶タイプ)等とは若干ベクトルが異なる製品のようです。

 メーカーさんによる能書きといたしましては・・・

ガラス質グロスポリマー

スプレーして拭くだけ
使った瞬間、上質なツヤ!!
新車のような色、ツヤ
汚れがこびりつきにくい
長持ち3ケ月

1度の施工でガラス系コーティングならではのクリアで美しい光沢、優れた防汚性、キズ埋め効果を発揮します。
高性能と簡単な作業性を両立する、非無機系ガラス質ボディコーティング剤です。従来の簡単系コーティング剤の3大不満点「効果感が乏しい」、「小キズが消えない」、「耐久性がない」を解消します。
耐久効果3ヶ月のコーティング被膜を形成します。

ノーコンパウンド
プロコート施行車にもOK

 ・・・といった事柄が標榜されております・・・
 パッケージにはなんでも「重ね塗りしなくても1回の施工で新車のようなツヤを一気に復元」と標榜されており、この一発芸(笑)を標榜しているところに管理人的には食いついていたりします(^^ゞ

 昨今のお手軽系コート剤はやたらと「重ね塗り」による効果増大を縹渺している製品が多いので、この響きは一寸新鮮。オカモトさんは以前にも流水力なるコンセプトは全く以て正しい方向性ながら、その実現度がイマイチな製品(^^ゞをお出しになっている実績?(苦笑)があるだけに、この辺がどのように実現・具現化されているのかがポイントとして観察しましたが、概ね「能書き」が達成されている製品と評価できるものであります

 使用方法といたしましては・・・

 洗車して水分を拭き取る。※水分は多少残っていても問題はありません。
(水アカ取りシャンプーやクリーナーを使用し、水アカや古いワックスを除去することをおすすめします。)
 スプレーし、付属のクロスで薄く均一に塗り広げ、液が乾く前にクロスの面を変えて手早くムラのないように仕上げる。

 ・・・とありまして、基本は「乾式施行」なようです。オマケのクロスはあまり質の宜しくないどちらかというとタオルに近い「マイクロファイバー風味クロス」で使用を躊躇したのでありますが、最初の施工は取説の通りに行うという編集方針もあるので最初の施工時にはおまけのクロスを使用しての施工を執り行いましたが、、管理人的には他のクロスでの施工が吉と思いました。

 概ね能書き通りの性能を発揮する製品ですので、あまりポイントとなる部分はないのですが「一発勝負」を標榜しているだけあって、「厚塗り」になる傾向があるので濃色車ではムラが気になる場面もなくはないといないこともないと思いますので、この点に関しては是非人柱を募集したいと思います(お気軽に結果をご投稿くださいm(__)m)筆者が確認した範囲では「余剰分」は揮発してしまう性質があるのか、これ大丈夫かな?と思うような施行直後のスジスジもそのうち消えてなくなるという現象を確認しておりますので、あまり気にしなくても宜しいのかもしれません。

 薬剤の性能とは関係ないのですが、スプレーのハードウェア的な作りがイマイチで筆者の使用した製品では最初のうちはよいのですが、すぐに噴霧が噴射となってしまい(^^ゞ薬剤が拡散しなくなってしまう傾向が見られましたので、説明書き通りにいきなりボディーに噴射するよりはクロスに吹き付けてからの施行が吉なのではないかと感じました。これと関連して筆者個人的にはこの製品の「厚塗りコンセプト」とは相反するかと思うのですが、洗車後の水滴が残っている状態での「湿式施行」が宜しいのではないかと思いました。管理人用に洗車が趣味で月一程度での施行であれば、乾式施行と湿式施行での耐久性の低下等は確認できませんでした・・・

 ・・・この製品「艶出し剤」を標榜しているだけありまして汚れ落とし能力は余りというか殆どない・・・一見そこそこの汚れ落とし能力があるように目るのは目の錯覚ではないので、ご安心頂きたいのですが、、、管理人の見立てによればマイクロファイバー(風味)クロスのおかげ(苦笑)でありるところが90%位ではないか(^^ゞと思われますので、製品本来の効能を発揮させるには下地処理は肝要であることは申し添えておきます。
 お手軽な製品ではありますが、その本来の性能を発揮してもらうには下地が良いほうが言うまでもございません。どこかの写真屋さんの宣伝ではございませんが、美しいものはより美しく、そうでないものはそれなりに(笑)なので・・・(^^ゞ
 仕上がり具合はさすがに「一発屋」(笑)を標榜するだけあって、ガラス系にしては重厚感のある言わばワックス風味を感じさせる仕上がりとなります。管理人の嫌う水玉ができるタイプの製品ですが、雨の後にルーフの凝集汚れが目立ったりするのですが、管理人の使用期間中は冬場だったこともマリ魔性がウォータースポットや雨染みは見られず、凝集汚れも水洗いであらかた落ちてしまうということで、これはオカモトさん、もとい、カーオールさんの未完の大器であった流水力を思わせるものがあります、ということで汚れ落ちは非常に良好というか防汚性能には優れているので、屋外駐車の方にもお勧めできる製品です

GLOSS FINISH乾式施行状態その1
GLOSS FINISH乾式施行状態2
GLOSS FINISH乾式施行状態3


 ・・・ということで、概ね能書き通りの製法を発揮する製品として初心者からベテラン・老若男女と広くお勧めできる製品なのでありますが、個人的には「正武方式」での施行が気に入っておりまして、メーカーさん推奨する施工方法ではありませんので、お勧めはしませんが(苦笑)是非お試しあれという施工方法ですので一応開陳しておきます・・・


正武方式による施行

 ・・・かわら版読者の皆様にはおなじみですが、正武方式なる施工方法は、施工にあたってのクロスにソフト99さんのフクピカドライタイプを使用するというもののであります・・・
 ・・・本薬剤施工にあたっては、洗車後の水滴が残っている状態で(所謂湿式施行)施行します。その際薬剤をボディに直接噴霧はせず、フクピカに噴霧して塗り拡げさらに施行した面を裏返しにして(八つ折ぐらいで使用)吹き上げて行く・・・というのをパネル毎に進めてゆくというものです。この場合、一パネル毎最初に3プッシュぐらいをフクピカに噴霧して、塗り伸ばしながら水滴を拭取ります。そこで吸水したフクピカを絞り、半乾状態にしたところへさらにフクピカに3プッシュ位して乾拭きの要領で塗り拡げます・・・
 ・・・この際、スプレーの出来が悪いので「噴霧」というよりは「噴射」になってしまって、部分的に濃い部分(白筋が見えます)があるようだったらそこをフキフキを繰り返して平均に塗り伸ばすようにします・・・

GLOSS FINISH正武方式施行状態1
GLOSS FINISH正武方式施行状態2
GLOSS FINISH正武方式施行状態3


 ・・・するとあら不思議〜ムラなくしかも、アクリル系のような輝きになるのであります。ポロッピ号の12カ月点検の時など、一日三回も「綺麗ですね〜」とのお褒めをいただきました(^^ゞ
 ・・・・本来の使い方ではないのでお勧めはしませんが(くどい)(^^ゞお試しあれと申し添えておきます。耐久性に関しては厳密にいえば劣るのではないかと思うのでありますが、現実問題として管理人の施工サイクルでは全く気にならないというか、むしろありすぎるぐらい(苦笑)でかわら版の更新回数が減ってしまいました(爆)








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