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WILLSON
MULTI MIST

ウィルソン マルチミスト


 ・・・最近頑張ってる感がアリアリ(笑)のウィルソンさんのマルチミストであります・・・

 製品の能書きとしましては

・高品質
 進化したシランテクノロジー
・高性能
 使うたび 膜が重なり輝きプラス
・多機能
 ボディー以外にも使用可能

・シュシュッとスプレーして拭きあげるだけ驚異のスベスベ度120%!
・日本車/外車全塗色、安心ムラなし設計!
・ごく少量プッシュで効果を発揮!使いすぎないノズルフィンガースプレー採用

・・・といった事柄が標榜されております・・・

 40万倍電子顕微鏡重ね塗り皮膜実証のお写真を定規で計って計算してみると・・・・0.000005mm程度の皮膜が形成され更に重ね塗りすると0.0000125mm程度になる・・・らしい・・・う〜んすんばらしいパチパチ、、、ってホントかなぁ?(笑)

 使用感の方は簡単と言うか難しいというか・・・なんと申しましょうか結構微妙・・・
 洗車後水滴をふき取り乾燥状態のボディーにシュシュッして拭取るだけなのですが(この作業自体はとっても簡単で、頭の悪い筆者でも苦も無くこなせます)が、説明書通りシュッシュシュして拭取る際の力加減が難しいというかなんというか、普通に(筆者の馬鹿力で)拭くと殆どの薬剤が拭取られてしまって、塗っているんだか塗っていないだかわからない(^^ゞ
文字通り、撫でるように非常に極わずかの軽い力で拭取るのが吉なのでありますが、その力加減が結構難しい・・・
 それでも、当HPを立ち上げた当初に存在した団栗の背比べ状態の製品に比べれば遥かに楽ちんなのではありますが・・・湿式施行可能な製品に慣れてしまった身にはこれですら煩わしく感じるんだから人間なんて怠惰なもんです(笑)
 ・・・この製品重ね塗りが推奨されておりますが、どちらかというと重ね塗りが基本と言えるかもしれません(^^ゞ
 キッチリと施工できてしまえば仕上がり具合は良好・・・すこし色が濃くなるというか深みが出るのは流石・・・
 一寸と言うか、相当に(苦笑)ワックス風味がありコーティング剤と言うよりはワックスを塗ったような仕上がりになりますので、その意味では貴重な製品と言えましょう・・・
 ・・・なんだかんだ、あ〜だ、こ〜だと言ってもやっぱりピカピカツルツルってのは気持ち良いもので、施工の達成感と言うのも一塩であります。
 重ね塗りが推奨されていていますので、重ね塗りを実施しましたが、誰が見ても「光ってる」という感じに仕上がるようで、実際ボディーはツルツル、何人もの方から綺麗ですね〜とお褒めのお言葉を頂き、点検に乗り付けたディーラーさんではどちらで鏡面仕上げにされたのですか?と聞かれる位なもんでした(^^♪
 そういう意味では受けが良い(^^♪コート剤と言えるかもしれません。

 本格的に施行するだけあって、耐久性も申し分ないもので、辛口?な筆者でも一月は言うに及ばず、三カ月でもまだまだメンテナンス洗車でOKと思わせるもので、その意味では洗車を趣味とされる方よりは一般人?のあまり洗車が好きでない方向きの製品と言えるかもしれません・・・・一月はおろか毎週のように洗車するような不埒な輩(笑)には勿体ないともいえます(^^ゞ

マルチミスト施工写真その1

マルチミスト施工写真その2

マルチミスト施工写真その3

 この製品単体で見れば実に素晴らしい効能を発揮し、特に耐久性に関してはお手軽品全盛の昨今の風潮の中では頭二つぐらい抜けていて、その割には施工も容易なのは事実なのでありますが、世の中には洗車後の拭取りを要せず水滴が付いている状態で施工できてしまいこの製品より効能が高いと思われる製品もあるのもまた事実でして・・・(^^ゞ
 個人的には琴線に触れる部分が無かったのでお勧め品とは致しませんでしたが、製品自体の効能は概ね能書き通りに達成されている良品ですので安売りでもしていたら(お値段はウィルソンさんの製品にしては高め)お買い得ではあります。

 この製品汚れ落とし能力は0ですので・・・施工前の下地がイマイチな状態では効能は発揮されないというよりは逆効果になるということは申し添えておきます。

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