施工を助ける優れものスーパーワイピングクロス


 ポリラックは簡単に非常に優れた効果を発揮するコーティング剤ですが、その効果を最大限に発揮させるために、ポリラックジャパンさんより発売されている「スーパーワイピングクロス」をあわせて使用されることを推奨します。シュアラスター/鏡面仕上げクロス」・ふきとり〜のWをお持ちの場合は、あえて購入しなくても施工・拭き取りに関しては、こちらで代替してもワイピングクロスに勝るとも劣らぬ、施工性・仕上がりを見せますので、通販等であえて購入する「根性」のない方(苦笑)はそちらをお使いになっても宜しいと思います。
 また、ポリラックとスーパーワイピングクロスは、完成されたコーティング・洗車システムを提供してくれますが、車後の「拭き取り」についてはユーザー任せとなっています。洗車時の拭き取りというのは簡単なようで意外と車にダメージを与えやすい側面をもっています。ここでも良質の合成セーム等を使用することをお勧めします。ここでは、お勧めできる製品をあわせてご紹介致します。

スーパーワイピングクロスについて
お勧めできる合成セームについて
お勧めできるその他の拭き取り用クロスについて




スーパーワイピングクロス

 ーパーワイピングクロスは3種類の布がセットになっています。それぞれS・H・Nの名前が付いた20cm角のものです。スーパーワイピングクロスの画像
 この大きさで12枚入で1200円はちと高いかな、という気がするのですが、20cm角の大きさで施工に十分であるということと、洗浄して繰り返し使用できるので、実はそれほど高い買い物ではありません。(10回程度は楽に使用できます)
 ※ 2000年5月より1800円に値上がりしたとの情報あります。
 このうちNは有り体に言って「良質のネル布」ですので、代わりに他の市販の良質のネル布を使用しても一向に差し支えないでしょう。
 ・Hはそれぞれ、厚みの違う不織布のような布なのですが、これが非常な優れもので、きわめて高い施工精度を実現してくれます。
 ポリラックの「乾かしてから拭き取る」という性格上、拭き取り時に「粉」が出るのですが、一般的に言ってこのコーティング剤の「粉」が結構くせ者で、効果の高いコーティング剤の「粉」程せっかくの施工面にキズをつける可能性が高いのは皮肉なものです。もちろんポリラックの粉は比較的安全なものですが、「粉」を引きづらないにこしたことはありませんので拭き取り性能の高い布を選択するにこしたことはありません。
 ーパーワイピングクロスのHは比較的厚く、それでいて目の細かい不織布なのですが(それが秘密のようです)、愛車の汚れが目立つような場合に使用すると大きな効果を得られます。この小さい布でよくこれだけの面積が拭き取れると思うほど良好な拭き取り性能を発揮してくれます。施工時・洗車時には一枚のワイピングクロス両面で楽に一台分施工できます。さすがに拭き取り時には一枚でボディパネル3〜4枚分というのがよい仕上がりのコツです。※今はなきエフワークスさんで経由で入手すると付属した<ポリラックの基本的な使用方法>にあるように、施工後の拭き取りには薄手のS使用するとより高精度な仕上がりを得られます。約一年の使用経験からすると、個人的にはHで施工しSで拭き取るのがベストだと思います。

 本ホームページを作成するにあたって、幾つかの市販品の不織布で似たような性能を発揮できるものを探してみましたが、やはり、スーパーワイピングクロスに凌駕するといえる品は現状ではまだ見つけられておりませんので、通信販売を利用してでも入手されることをお勧めいたします。
 はごく薄い不織布で中程度の汚れ・仕上げ用に使うと優れた効果を発揮します。<ポリラックの基本的な使用方法>にあるように、施工後の拭き取りに使用すると高精度な仕上がりを得られます。

 ーパーワイピングクロスには非常に懇切丁寧な説明書が附属します。詳細はこちらをご覧ください。(但し「タオル」の表記は「良質な合成セーム」に読み替えるのが賢明です)それで十分なのですが、<ポリラックの基本的な使用方法>に従うとより良い仕上がりが得られます。
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お勧めできる合成セームについて

 説明書等では水洗い後、拭き取りに使用する布はよく「タオル」と表記されていますが、筆者の拙い経験からすると、いわゆる「タオル」はたとえ、「洗車・拭き取り用」「キズを付けない」と明記されている商品でも、塗装面に対しては確実な戦果を上てくれます。「塗装面」には、洗車から施工・拭き取りのあらゆる段階で「タオル」は使用しない方が無難です。(梨地仕上げの樹脂バンパー等にはタオルが良い)
 車拭き取りには良質な合成セームをお勧めします。ただ、合成セーム(天然物もそうなのでしょうが)は当たり外れがあり、品質の優れない商品を使用した場合には、「キズはつけないが拭き取りも出来ない」という哀れな結果になりかねません。また、性能がよくても価格が高かったり、耐久性に難があるものもありますので注意が必要です。ここでは、筆者が試してみてお勧めできる製品をご参考までに紹介したいと存じます。

合成セームを使用しての拭き取りのポイント
 成セームを使用する場合、拭き取り時に幾つかのポイントを理解して利用すると非常に効率的かつ確実に拭き取りが出来るようになります。

○ 畳んで使用しない
 外かもしれませんが、合成セームは折り畳まずに、ぺらぺらに拡げた状態(もしくは二つ折り)で使用するのが、拭き取り性能から言っても、ボディーへの攻撃性の点からしてもよい結果を得られます。(特に水平面)
 この時セームによってはコーティング処理が完璧であれば完璧であるほど、ボンネット・ルーフ等では「吸着」してしまい、通常の「拭き取り」ではセームが滑らない傾向があります。
 この場合には、ボンネット・ルーフにセームを広げて置き、その端を両手でもって「引っ張る」ように使用すると非常に簡単かつ確実に水滴を拭き取る(というよりセームに吸収させる)ことが出来ます。(明記されている製品もありますが、そうでないものこのように使用すると良い結果が得られます)

お勧めの合成セーム
 合成セームを選ぶには、「吸着が少ない」「吸収性」「取扱が楽」という三つの観点から選択するとよいでしょう。
 お勧めできる品としては

ソフト99 マイクロセーマ
達人100 水滴すっきり!!
ビレダ(ソーアップ)Potentialセルフ洗車仕上げクロス
ガンブキ
2倍吸水セーム
ソフト99フクピカ
 等があります・・・1998/11月現在、筆者は水滴の拭き取りにはソフト99フクピカ(乾式タイプ)を使用して好結果を得ています。「合成セーム」ではありませんが、日常の水滴拭き取り用として使用してもよろしいかと思います。ただ、洗車部員共通の意見なのですが、良くも悪くもワックス分を含むのが難点といえば難点屋外駐車・夏場・水玉のできないコート剤を使用している等の場合は「王道」をゆく合成セーム等を使用した方が無難な場合もあります。


旧来の紹介製品
(以下の製品は90年代の製品ですが、今でも十分に使える品です)
 Kaneboプラスミューシリーズの「水滴・汚れを拭き取る洗車用/合成ふきとりクロス」(製造元鐘紡梶E発売元オー・ジー梶j)
があります。目印としては「60ミクロンが瞬間吸水」という表記のビニールの袋に入っている製品です。
 実は似たような商品で鐘紡鰍ウんよりPLASSEnEという同様な商品が出ているのですが、こちらの方はプラケース入で一見良さそうに思えるのですが、ビニール袋入のプラスミューシリーズのものの方をお勧めします。
 主材料は同じもののようですが、表面の加工が両者で異なり、プラスセーヌの方はエンボス加工・プラスミューシリーズの方は梨地加工となっていて、梨地加工のプラスミューの方が吸着が少なく、ごく普通の布感覚で使用できるのが美点です。
プラスセーヌも上記の「置いて引っ張る」方式で吸水できるのですが、垂直面が辛いところです。
 ※ プラスセーヌは改良され使いやすくなっているとの情報があります。また、シュアラスターブランドの合成セームも同等とのこと。シュアラスターのものは1999年11月に筆者も使用して使いやすい製品であることを確認しています。
○ ユニセーム(ユニ工業 )
 これは昔からある製品のようですが、非常に優れものです。比較的吸着性が強いのですが、「拡げて置いて両端を引っ張る方式」で非常に優れた吸水効果を発揮します。
垂直面がチト辛いのはプラスセーヌと同様ですが、こちらは垂直面は結構滑りが良いので比較的楽です。ちと安っぽいド派手なオレンジ色のケースに入った製品ですが中身は最高といえましょう。
 ふきとり〜のW(株式会社クルーズ)
 ート剤の拭き取り用として優れたクロスですが、水拭きにも優れた効能を示します。最初に水を含ませるのがポイント。グリターとの相性も良好。
 このいずれの製品も洗浄して何回でも使えますので、非常にお得です。特にお勧め出来る物です。
この項2001/10/02修正
2008/紹介製品追加
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お勧めできるその他の拭き取り用クロスについて

 リラック・ドンテックの美点の一つに指定クロスによって提供される高精度かつ確実な拭き取り性能があります。しかし、残念ながら比較的どなたでも手に入れやすいと思われる東急ハンズにはポリラックニューウルトラはありますが、スーパーワイピングクロスがありません そこで、コーティング剤の塗りこみ拭き取りに利用できるクロスご紹介したいと思います。(何れも一般に入手可能なという条件の下で選んでいます。入手可能なら指定クロスが望ましいのは言うまでもありません)
 般的に店頭で入手可能なものとしては、「Kaneboプラスミューシリーズ・ワックスをすばやく拭きとる/ワックス用ふきとりクロス」(2枚入り)ISHIBASHI BRUSH MFG.CO.LTD 製造元鐘紡株式会社 GP60拭き取りクロス[ワックス用・2枚入り]等がお勧めです。これらは比較的品質のよいネル布で、ワイピングクロスNの代替品として施工・拭取りが可能です。用品店等でどちらも400〜500円程度で入手可能です。
 施工用には少々大きすぎるきらいがありますので、切るなりなんなりしても宜しいでしょう。拭き取り用にはそのまま使えます。
 き取り時にはスーパーワイピングクロスと違って目詰まりを起こしますので、頻繁に新しい面を使用するようにします。2枚入ですのでこれで、十分一台分の施工が可能ですが、できれば、仕上げ拭き用に2〜3セットぐらい用意しておくのが宜しいかと存じます。この布も洗浄して数回使用可能です。
 拭き取り用としては、シュアラスター/鏡面仕上げクロス」・ふきとり〜のWもお勧めです。

 ウレタンバンパー等樹脂部品の拭きとりには、合成繊維で出来たクロスの場合、恐らく静電気の影響だと思いますが、「粉」が落ちにくい場合がありますが、このような場合もネル布を使用すると比較的簡単に除去できます。
 スーパーワイピングクロスはS・Hは恐らく合成繊維で出来た不織布です。従って、これに近い不織布等を探して利用されるのもよいかと存じます。
 比較的簡単に手に入るのは、合成繊維の不織布で出来た「拭き取り用クロス」が性状が近いと言えます。(ただ実際にはかなりの性能差があるのは否めません)この場合、なるべく厚手のものを選ぶようにします。
 (某社の薄手のものは不可・厚手のものを選択します。例:ユニ・チャーム潟ニテック事業部さんの「ワックスふき水ぶきに拭き取り勝負!!C4’S CARBODY TOWELS」あるいはそのOEMと思われるオートバックスブランドの「ふきとり・ツヤだし洗車上手の万能クロスムラなくふき取る凹凸加工特殊三層構造・・・」鐘紡株式会社、PLASμ「マルチふきとりクロス<ジャンボ>」等いずれも300〜400円はお勧めできます。筆者の場合はルーフ・サイドパネル等目立たない部分に使用していますが、スーパーワイピングクロスに遜色のない仕上がりを得ています。)
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