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Atsuさんの部活動報告



 その1 ミクロコート・BCG-PRO
その2 6種混合液施工



新入部員のAtsuです。
車は、いすゞウィザードアライブ(2駆です。)(99年式)、色はレッドマイカです。
ミクロコートとBCG−PROを施工したので報告します。



(1)下地処理


 我が車は、普段青空駐車で放置され、洗車もコイン洗車場です。おまけに2ヶ月前までは、ワックス派だったこともあり、雨染みがボンネット、ルーフに無数についちゃってます。
 昼間は目立たないのですが、夜間蛍光灯の前に出ればもう目を覆いたくなるばかりです。
 そこで、「きずみえなくなっちゃったよー」効果の名高いミクロコート&BCG−PROを施工してみることにしたんですが、一応下地処理にも挑戦です。
 ホワイトクロスでシャンプー洗車後、pcsクロスによるS703洗車、ボンネットとルーフにのみPCSスポンジの3Mのハイテククロス巻きによりF404を施工してみました。
 やり方が悪いのか、やっぱ今回もダめっす。なんとなーーーーーく、シミが小さくなったかな???目立たなくなったかもしれないという気がするかもしれない、という程度です。
 いっそのこと、プロに磨いてもらったり、シングルをマスターして磨き倒す方が楽というか、解決の近道かもしれないですが、「コイン洗車場における手作業による洗車でどこまでいけるか?」が、おいらの課題です。これから、コツコツ、ちょーっとずつみがいていくしかないっすね。(でも、そのうちシングルもやってみたい。)



(2)ミクロコート


 下地処理後(といっても染みは残ったまんま。)、やっとミクロコートの施工です。液は白っぽく、付属のスポンジを使って施工しました。私的には、スポンジの目が細かく持ちやすいので使いやすいと思うんですが、この使用感には賛否両論があるようです。
 よーく水分はふき取ってあるのですが、するする施工できます。あっという間に塗り終わっちゃいました。
20分ぐらい乾燥時間をとり、いよいよふきとりっす。説明では、乾拭き又は水洗いによる仕上げになってますが、コイン洗車場でふんだんに水を使える状況でもなかったので、乾拭きとしたところ、こいつが大変でした。ムラムラです。
 このムラムラに悪戦苦闘していたとき、うっ!おなかがコロコロしてきました。そうです。9月も半ばになり吐く息白い朝の4時半から洗車をしていておなかが冷えちゃったみたいです。 
 まだ、BCG−PROを施工していないのに!!と思いましたが、背に腹はかえられません。この日の作業は中止し、なんとか家にたどり着きました。
 ホッと一息ついて、ムラムラの車を見てみると、ムラムラですが、すごい輝きです。シミについても、ほとんどわからないっす。ほんとに消えちゃったよー。まだミクロコートだけなのに。
 後日、メーカーさんに聞いたところによると、「ムラは出やすいが、水洗いで落ちるし、そのままでも問題ない。」とのこと。それにしても、あの輝きというか艶を得られるなら、多少のムラはOKっす。(今回は多少じゃなかったけど。)BCG−PROをこの上塗ったらどうなっちゃうの?と期待で胸膨らみましたが、今日のところはこれまでです。



(3)BGC−PRO


 1週間たって、やっとBGC−PRO施工です。今回は、夜8時からでしたが、防寒対策はバッチリデス。そんなに寒くはなかったのですが、ユニ○ロのフリースを着込んで洗車に臨みました。フリースって素材が柔らかいので、ボディ−に触れてもダメージが少なそうだし、あったかいしこれからの季節、必需品です。
 間、1日雨に降られましたが、ミクロコートは親水性のためか、汚れは、ボツボツでなく全体的に埃をかぶったような感じです。防汚性については、どうでしょう?今後検証っす。
 シャンプー洗車後、下地処理は省略し、前回のムラムラを教訓に水洗い仕上げを予定していたのと水溶性でもあったことから、水をふき取らないまま施工。ここまでは、前回同様するするです。
 ひととおり塗り終わったところで、すぐ水洗い。バケツ片手にPCSクロスでひととおり撫でました。その後、念のため高圧水を放水、ルミクロスで水分をふき取りました。
 結果は、ムラは全くない上、光沢も向上しています。僭越ながら某HPの黒ゴルちゃんに一歩ぐらい近づけたのではないかと思えてしまう出来栄えです。
 水洗い仕上げの分、手間が増えちゃうんですが、得られる輝きを考えると、いいです。許せます。
 今回は途中、水のふき取りを省略したので、耐久性については???が残りますが、毎週メンテ&月1施工のおいらにはあまり関係のないことで、施工性を取りたいです。

 今回は、アクシデントもあり2週に渡ってしまいましたが、102やHRCとの混合、施工方法等の工夫によっては、もっと使いやすくなると思います。次回以降チャレンジしてみようと思います。

2001/10/02
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6種混合液施工





時は、2月10日。朝7時に目覚めると、暦の上では立春を迎えたというに、雲が厚く垂れ込め気温も5度という寒空であった。
「風もないし洗車日よりじゃないか!」(ポンと手を叩く。)
10分後には、約3週間ぶりの戦車じゃない洗車となる上、新たに調合したコート剤への期待もあって、はやる気持ちを抑えつつ、いつものコイン洗車場に車を走らせていた。

洗車場につくと、誰もいなかった。(この寒さじゃ当然か。)
全4ブースの内、1ブースしかないRV車用のブースに悠々と入ることが出来た(ラッキー!!)。

さて準備の開始だ。
雪だるまのような重装備に、まず長靴を装着。
そして、・・・
洗車ケースの中から、おもむろに白いゴム手袋を取り出し、手に装着する。
閣下ご推薦の逸品だ。
薄くて手にフィットし、それでいてあったかい。
「こんな寒空の日にゃますます手放せないぜ。」と心の中でつぶやいた。

まず、フロントのナンバープレートを取り外すとともに、タイヤにPCSタイホイクリーナーを噴霧。
ここまで到着してからわずか3分。
以前に比べ、なかなか手際がよくなってきた。

アムウェイシャンプー5プッシュ+アイアンカットジェル3プッシュでタイヤ用シャンプー液を作成し、右のリアタイヤから順に、反時計回りに洗っていった。
洗い終える頃には、バケツの水は真っ黒だった。
「こんなに汚れてるのか?それにしてもタイホイの洗浄力ってすごいな。」と改めて感心した。

バケツを濯いで、水をなみなみと汲みなおした(約7L)。
そこへホワイトクロス@車輝を放り込んだ。
固くてパリッとしていたクロスがみるみるふにゃふにゃになっていく・・・。
「このもちもちっとした感触がたまらないんだよね。」心の中で一人呟く。
ここで、特製ブレンドシャンプーを投入。
・ミクロシャンプー50ml
・PCS肌調整シャンプー50ml
・PCSタイヤホイールクリーナー100ml
・ミクロリンス25ml
・イージーコート25ml
の計250ml。
PCS肌調整シャンプーは、発売されたそのときから、ミクロシャンプーと混ぜられる運命にあったのではないか?
自分には、そう思えてならない。ただ単に似たようなアルコール系シャンプーだから混ぜても問題ないでしょ、ぐらいの気持ちではじめたものだったが・・・。

今回の調合は、既に先達たちがお試しになられているかもしれないが、自分的には、洗浄力を重視しつつも、気持〜ちコートまでカバーする“リンスインシャンプー”というつもりで調合した(そのまんまだ)。
ちょっと濃いかも?いや調度いいかな?
割合・比率は今後の研究課題かもしれない。

何はともあれ、シャンプー液は完成した。泡立ちはしない。うす〜〜いブルーは、ガラスマイ○○トを思わせる。

で、いよいよ放水開始だ。
まず、「水洗いコース」(1回\400、某武蔵の国では\300だそうな。)で、ざっと汚れを飛ばす。
以前は、この高圧水の使い方が分からなくてね。
右手にスポンジ、左手に放水ガンを持っていっぺんに洗おうとしていたものだった。
「そんなんできるわけないよな〜。」と心の中で昔日のおろかな自分を笑いつつ、作業を進めた。
すると「ぴっ、ピッ、ぴーーーーー!」とけたたましい音が鳴り響き放水が止まった。
あっという間に5分が過ぎていた。

ここからは、スピードが命だ。
ホースを片付け、水滴のついたボデーをホワイトクロスで撫でるように、滑らすように、ブレンドシャンプー液で濯ぎながら洗っていった。

RV系の車が大変なのは、ルーフに手が届かないことだ。
もとはと言えば、本来の趣味である釣りのためにもこの車を選んだのだから仕方がないよ。自業自得だよ。と言われればそれまでだが、洗車が大変なのには変わりはない。

私は、ルーフを洗うのに台形の脚立を使用しているが、これが曲者だ。
この脚立を運ぶ際、あろうことか2度までもボデーに傷をくらわしている。
「なんたることぞや!」初めてのときは、一瞬目の前が真っ白になった。
「あーやっちゃった〜。404で修正効くかな?」二度目のときは、以外に淡白だった。

ボデーは上から下へ洗っていくが、面倒なのでホワイトクロスでボデー下部まで洗いとおした。

白い手袋をはめたままあらかじめ用意しておいた100円玉4枚をポケットから取り出し、再びコイン投入口へ投入していった。

2度目の放水が始まった。
ボデー上部からシャンプーを流し落とすように、水をかけていく。
なかなかキレイだ。
3分過ぎた頃、大方流し終わったので、一時停止ボタンを押し、車を移動させた。
「もったいないな。」とぼやいた。

長靴からスニーカーに履き替え、フットワークを軽くしてふき取り作業に入った。
ここが洗車の中でもっとも重要な工程かもしれない。
吸水力のあるガンブキで窓、ルーフレールと、ちゃっちゃっとふきあげていく。

塗装面以外の部分をふきあげたところで、右手によれよれPCSクロス(かた絞り〜)、左手に705。
705洗車の開始だ。
この手法は、かの西の御大の考案したHRC洗車に単を発する。というよりそのままだ。

左手でにょろっと705をクロスにたらし、もみしだく。
右手ですっすっとふきあげていく。
こんな要領で、ボデー全体を終了した。
ボデーは、さっきにも増して輝いている。

なんで、HRCじゃなくて705なのか?
理由は簡単。研磨力というか汚れ落とし能力を重視しただけだ。
そんなことは言わなくとも分かっているかもしれない。

「705をかけちゃ、リンス意味ないじゃん。」とおっしゃる方!
そうです。意味ないです。と思います。
しか〜し、普段は、705洗車は行わない。ここぞというときだけだ。今日は、3週間ぶりの洗車だし、コートも控えている。
だから、通常であれば、リンスインシャンプーも意味はあるのだ。

このままでも一皮向けた輝きで充分満足だが、今日は6種混合液を塗布する。
その内訳は、部室でも話したとおりだが、
101・・・5ml
102・・・5ml
テン・・・10ml
BGC-PRO・・・5ml
スーパーミクロコート・・・5ml
HC・・・5ml
計35mlだ。

私は、勝手にスペシャルブレンドコート(SBC)と命名。50ml入り先細ボトルには、テプラで SBCと貼ってある。

前夜の調合に当たっては、万全を期した。
閣下から賜りし、「車用皮膜剤調合測量器」(注射器とも言う。)を用いた。
以前は目分量で調合していたものが、これによりミリ単位での正確な調合が可能となったのである。
これは、私にとってかの産業革命に匹敵する出来事だ。
「スパシーバ!閣下。」と心の中で感謝した。

出来上がったSBCは、幾分黄みがかっていた。
これは、スーパーミクロが作用しているのかもしれない。
旧混合液以上の激艶への期待に胸が膨らんだ。

いよいよ塗布を開始した。
スーパーミクロコート付属のスポンジに数滴垂らしながら塗布していく。
幾分粘り気というかとろみというか粘度が増したようで、垂らすのにちょいと苦労する場面もあるが、塗布自体に苦はない。
あっという間に塗り終わった。

乾燥時間だ。
この間、タイヤに水性シリコンを塗ったくり、ホイールはHRCでシメた。

15分ほどたったろうか。ふきあげを開始する。
まず、バケツに2杯分の水をボデーにぶっ掛けた。
すぐにヌレヌレのガンブキで洗い流すというか撫でていく。
このときの感触が、今までと違った。
粘度のためか、ぬるっとしているのである。今までは、さらっとしていたのに。
でもその分、「膜はあついよ。」という気もする。
とりあえず、流し終えた。

最後の〆は、やっぱりイージーコート+カーローションだ。
これを数滴垂らしたガンブキで残った水滴をふきあげていく。
と同時にみるみるボデーの曇りがとれ、キラキラしているようなぬめっとしているようなボデーに仕上がった。

キラキラ度、皮膜感ともに20%アップ!といったところか(旧混合液比)。

もとがもとだけに(下地処理がなってないということ)、鏡面度というか塗装を正面から見たときの写りこみのくっきり度はダメ、ダメだ。
「やはり、根本的な解決は、「磨き」しかないのか?でも、ポリッシャーもってないんだもーん。プロに出す金もないし。しょうがないよね。」と心の中で弁解した。

しかし、斜め30度ぐらいから見たときの輝きには、満足している。
まさに激艶であろう。

と、その時!
はらはらと白いものが舞い降りてきた。
「雪だ!」と思わず叫んだ。
「せっかく洗車に来たのにねぇ。」といつの間にか隣で洗車をしていたお兄さんに声をかけられた。
「午後から晴れるって天気予報でしたよね。」とやるせなさをぶつけるかのように返事した。
時計を見ると、12時半。
洗車場についてから4時間が経っていた。
「さらなる激艶を求め、下地(BY MY HAND)に勤しまなければならない。」と心新たに決意をし、洗車場を後にした。
2002/02/13
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