実践的ドンテック施工術


ドンテックFXレジンメンテ
ドンテックNEWレジンメンテ



 々ドンテックPROの施工後のメンテナンス用として開発された、薬剤とのことですが、アマチュアが通常のコーティング剤として使用しても良い結果が得られます。

 きとクリーニング効果の両立は難しいらしく、今回から薬剤が2液になりました。FXレジンメンテは下処理剤、レジンメンテの方が仕上げ剤とされていますが、「光り方」にそれぞれ特徴があり、どちらも撥水を備えてますので、好みよってはFXレジンメンテだけを使用しても良いでしょう。(FXレジンは肌調整剤とされていますが、施工と同時にレジンが展開するということです)
 以下に実際に使用してみて分かった施工上のポイントを記しますのでご参考になれば幸いです。
 車初心者の方はこの他、一般的な洗車の注意事項も併せてご参考にされてください。

 ※いずれ改良されるらしいのですが、現行のドンテック製品は15℃以下では流動性が低下するとのことですので、サムサムの時期には加温するなり、湯煎するなりして流動性を増大させてから使用するのが望ましいでしょう※

FXレジン施工術


 Xレジンメンテの使用感は一言で言うと取り扱いの簡単なフッソ99とでも申しましょうか、良くあるクリーナー入りのフッソコート剤に近いものがあります。拭取り性能も非常に良好ですので、初心者からベテランまでどなたにもお勧めできる優れた製品です。
 施工後は透明感のある所謂ガラスのような光り方をします。筆者は実はレジンメンテよりはこちらの方が好みだったりします。

・ポイント

 ーティング剤としては取り扱いは非常に簡単な部類に入りますので、特に留意すべきポイントも無いのですが、施工用の布にプロテクトさんの解説では「タオル」が使用されていますが、これは使用しない方が無難でしょう。
 者は良質のネル布もしくはドンテッククロス(ふきとり〜のW)でスポンジを包んだものを使用しました。
 かいところは小さく折りたたんだクロスで施工します。また、
 ネル半分ぐらい毎に分割して塗り込みと拭取りを行うようにします。拭取りには出来ればスパークロスが望ましいと思いますが、FXレジンの方は拭取り性能は良好なので、良質のネル布・使い捨てクロス等他の布でも大丈夫です。

・筆者なりの使用法

 リーナー成分入り(ファインセラミックということです)ということで、小キズが良く取れます。筆者は力を入れずに一個所を10航程ぐらい布を滑らせるようにして、「砥ぐ」ように施工して非常に好結果を得ました。(カンナがけと言い換えてもよいでしょう)
 前の情報で、仕上げ剤のレジンメンテの方は重ね塗りは出来るものの、ポリラック程のキズ消し性能はないとのことでしたので、この下処理が肝要かと、全パネル2回施工したところ、少し目立つようになっていたヘアライン上の小キズが一掃できました。
 ・・・ということは、逆に言うと、施工時にはあまり力入れない方が良いでしょう。頻繁に使用した場合の塗装への攻撃性は今後の研究課題です。(通常のコンパウンドより粒子が細かく0.6μであるとともに一応粒子の角を丸めてあるので心配はないということです)

NEWレジンメンテ施工術


 良版のドンテックレジンメンテは、非常に施工し易くなり、メーカーの指定方法に従う限り、従来この方面では定評のあったポリラックより簡単なぐらいになってしまいましたので、もう施工術の説明をするまでもないのですが・・・。
 応いくつかポイントがありますので、記してみたいと思います。
従来品と異なりレジンメンテの方も「クロス」で施工するように指定されています。
 の場合はでドンテッククロス(ふきとり〜のW)スポンジを包んだもので施工しました。この場合、FXと異なりレジンメンテの方は油性ですので、施工用のクロスを水で濡らすのは好ましくありませんのでご注意下さい。(ちなみにFXは水性なので、好みでどちらでも可能)

 く塗り広げたら乾燥を待ちます。屋根付きの施工場所が得られる方なら1時間ぐらい放置した方が良いようです。
 外の場合はあまり放置すると、埃等が降り積もるので程々にして拭き取りに入って下さい。
 塗り込みに際しては、擦る必要は無し。薄く軽く塗り広げるだけなのでいたって簡単です。(そもそもクリーナー分は入っていないのでゴシゴシやっても無駄です。下地はFXで作っておくようにします)

 き取りは私の場合は、指定のドンテッククロス(ふきとり〜のW)でまず「適当に」拭き取りを行った後シュアラスター/鏡面仕上げクロスで仕上拭きを行い良い結果を得ました。
 シュアラスター/鏡面仕上げクロスでいきなり拭くよりはかえって、この方が時間と労力の節約になるような気がします。
 た、ドンテッククロス(ふきとり〜のW)を複数用意できれば、それで同様に、二度拭きされてもよいでしょう。
 全くといっていいほどムラなく仕上がります。もう表面の硬度と定着具合を除けば「プロにお願いした」と言っても信じてもらえるぐらいの仕上がりです

 ロスに関しては、塗り込みに関してはネル布等でも代用可能かと思いますが、なるべくドンテックロス(ふきとり〜のW)を利用した方が宜しいかと思います。
 き取りも、ドンテッククロス・ふきとり〜のW・シュアラスターのクロスを利用になることをお勧めします。(特に拭き取りは他のクロスだと辛い場面もあると思います)
 干高いとお感じでしょうが・・・いずれのものも洗濯して何回も使えますので(通常のネルの何倍も長持ち)実際にはそれ程高い買い物では無いと思います。
 の場合は何回かドンテッククロスを買い足したので、使い古しを塗り込みに回し、新品を拭き取りに使う・・・といったサイクルでやっています。

 以上両方の製品とも非常に扱い製品ですが、帯電性・耐久性・ウォータースポット・イオンデポジットへの耐性、高温直射日光下での施工性能については、一般的なコート剤並みですので、どちらかというと密閉できる車庫をお持ちの方・洗車が苦にならない仕上がり重視の方向けの製品といえます。

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