マクベス&ネリベル・コレクション
管理人が、ドラマティコのCDを探している過程で出会ったアルバムの一枚・・・<当時は今のように視聴システムなどないのでマクベスが含まれるCDを片っ端から購入していました・・・おかけで管理人のアルバムコレクションの吹奏楽部門はかなり偏った構成に・・・(^^ゞ
このアルバム、何と申しましょうか「模範演奏集」的構成で、様々な楽団&指揮者の演奏で網羅されているところでありますが、どの演奏もなかなか気合いが入っておりまして、今聞いてもなかなかのもので、最近の若いブラバン世代の方には昔にもこんな演奏があったんだよ・・・という意味で聞いて頂きたいアルバムの一枚であります
なかでも、特にお勧めなのは1曲目のカディッシュであります。
その昔、管理人が何の先入観・情報もなく<この楽曲自体を知らなかった(^^ゞCDをおもむろにセットして出てきた音・・・
「ふ〜ん何処のホールでの録音だな・・・SN比があんまり良くないし、ハム音も混ざっているなぁ〜マスターはアナログ録音なのかしら?」ってな心持ちで聞いておりましたが、直ぐに鳥肌経ちまくり<昔の吹奏楽の録音というのは変に「弄っていない」ので、マイク本数なども最小限と申しましょうか逆にそれが位相差の少ない再生音場をもたらすのか空間音<と勝手に管理人が呼んでいるだけ(^^ゞ能力に優れたものが多いのであります。ということで、SN比は良くないしハム音も聞こえるのですがオーディオチェック的にも優れた演奏です。
ともあれ、ノイズに埋もれがちなpppではありますがその繊細さな演奏の表現には些かも問題を及ぼすことなく表現されておりまして、中盤辺りからはもう鳥肌経ちまくり・・・
・・・「う〜んすんばらしい演奏だぁ〜」と感動しつつ聞き進んでいると7:14辺りでボントロがミスっているのが聞こえ「おやおやぁ〜ん」と思ったのですが<なんでテイク分けて繋がなかったんだろうと思いました・・・ちなみに管理人が所持しているレコードの中で一番繋ぎが凄いのはホルストさんの金星を13回繋いでいるってのがあります(笑)
が、それも、演奏が終わり観衆の拍手が始まるにおよで「ライブだったんだ〜」と初めて気がつき、感動が更に深まり涙がチョチョギレたというお粗末様でした<古いね〜
ということで、1曲目のカディッシュは鳥肌たちまくり感涙にむせぶこと必定で超お勧めなのでありますが、他の演奏もマスク、フェスティーヴォといった「定番」も収録されているなかなか素晴らしいものが入っているのでコレクションの一枚に加えることをお勧めするところなのであります。
収録曲
カディッシュ
マスク
バッタリア
吹奏楽のための「序曲」
フェスティーヴォ
アゴン
プレリュードとフーガ