ネンドクリーナー比較
管理人的小考察(笑)
大御所どころ三メーカー取り揃えていました・・・実はホルツさんから画期的?スポンジタイプも登場していて食指が動いたのですが、今回は実績のあるもので安全策、王道を行くということで(^^ゞとりあえず、オーソドックスなもので試してみることに・・・
鉄粉のみの除去、脱脂工程と言うことなら還元型鉄粉処理シャンプーも有用でありますが、それ以外のミストやら諸々の邪魔者除去にはやはり「物理的」除去が効果的と言うか必須項目になってまいります、コンパウンド掛けと違って施工時間はそんなにかからないので、定評のあるコート剤を施工してもツルピカにはならない・・・という向きにはお試しいただきたい用品であります・・・
さて、この三製品みてくれは色の違いぐらいしか差がありませんが(^^ゞ何気に使用感が違っていまして、汚れ除去性能を考えることなく言えば一番扱いやすかったのはCARALLさんのもので、日本が世界に誇る技術をお持ちの天下のオカモトさんだけあって(笑)「ゴム」成分でも配合されているのか、一番柔らかくするのが容易でなおかつ、ドントルマの如くにびよよよよよ〜んと伸びます・・・まさか「ピンホール検査」はしてないとは思いますが(^^ゞ
この手の小物では抜群の品質を誇るシュアラスターさんのものは「ソフト」を標榜する割には結構固めで、柔らかくするのには手間取りますが、適温に温めた後は能書き通りにかなりソフトな感触になり、食いつき性能、汚れ除去性能に関しては頭一つ抜けているような気がしました・・・・
ソフト99さんのは中庸を行くという感じですが、古典的使用感・・・で安心感はあります。鉄粉ミスト除去能力ではオカモトさんと大同小異団栗の背比べ状態であります。。。
ということで、初心者の方にはCARALLさん、ベテランと言うかネンドの性状をよく理解されている方にはシュアラスターさんをお勧めします・・・
ちなみに、行きつけの床屋さんで、粘土をパッケージから取り出してそのままグリグリやっているなんていう戦慄すべき使用事例を小耳にはさんだりりしましたので、老婆心ながらネンド使用時の管理人的用法を記しておきますと・・・
・・・まずはパッケージから取り出したらぬるま湯の入ったバケツ等に投入し柔らかくします・・・柔らかくなったところでもって、小さくちぎって薄くペタペタと餃子の皮のごとくに伸ばしつつ体温にて温め適度に柔らかくして、霧吹きもしくは流水で水打ちしながらやさしく滑らします・・・取説的には「表面の汚れが付いたらネンドを折りたたむなりして常に綺麗な面を使用するように」・・・となっていますが、管理人的にはボディー塗装面には小さくちぎって薄く延ばした最初の面だけ使用して、次々と小さくちぎって伸ばして使用します。
ちなみに、一回使用したものは合体させて説明書きのごとく折りたたんだのちにはホイール等に使用します(ネンドはボンネット2面に一粒の分量配分位で落とすことも考え(笑)多めに用意します)でどんどこネンドをちぎって伸ばしてスリスリして肉眼では汚れが付いてこない位になるまでスリスリしますが、ボディパネル1枚当たり5分もかかりません(^^♪まぁこれは取説と異なる使い方なので推奨はしませんが(^^ゞとりあえず、ご参考までに・・・
その後コンパウンドをかけシャンプー洗車したのちにコート剤を施工するのが理想ですが、傷けしもしくは傷埋めを標榜するタイプのコート剤を使用するならば、そのままシャンプー洗車してコート剤の施工へと突入しても大丈夫な場合もあります。