当HPへの訪問検索キーワードの上位を占めるアクアクリスタルを管理人もようやく試用してみました。
結果は
ひるねぼうさんの使用記と同様、意外?と良好です。
クリーナー成分入りと言うことで、当初、二兎を追う者は一兎をも得ず的な製品なのではないかと思いましたが・・・その
「特性」を理解すれば納得の使用感が得られるものです。。。
「特殊クリーナー」ということで、管理人的にはコンパウンド的なものを想像していましたがさにあらず・・・シャンプー的なもので所謂界面活性剤という類のものが含まれているようです。
使用法は非常に簡単で、洗車後、スポンジにスプレーして、塗り込み、再度水洗い、吹き上げという行程です。塗布後の水洗いにスポンジを使って(筆者の場合は当然ホワイトクロスを使用しますが・・・)のこすり洗いが指定されている点がちょっと面倒かなというぐらいで、非常に簡単。
注目のクリーナー成分ですが、試しにシャンプーせずに水洗い後に説明書きの通りの使用法で施工ししてみたところ結構スポンジが汚れます・・・・
・・・ということで、それなりの汚れ落とし効果はあるようです。が、コンパウンド的なものではなく、シャンプーというか界面活性成分に過ぎないので水あか等は落ちないので<この点は説明書きにもその旨記載あり。
水あか汚れ等が付着している場合には事前の下処理というか前処理というか下地処理は必要になります。 水洗いだけで使用すると結構、施工用のスポンジ/クロスが汚れますので、筆者的には施工前は水洗いでなくシャンプー洗車が良いのではないかと思います。
・・・となると、意味ないじゃん!!(^_^;)ということにもなるのですが・・・このクリーナー成分、コポリマーというか表面のミクロの汚れをとるのか、薬剤の展開性の向上にも役立っているようで、かなりムラなく施工可能なところへ一役買っているのかも知れません。
仕上がりは非常に良好。ムラなくよく光ります。所謂濡れたような感じになります。コーティング成分の他に艶出し剤でもでも入っているのではないかとも思いますが・・・まぁともかくいい感じです。 また、界面活性成分のおかげか、非常に均一にコート出来るようで、スッキリ感のある仕上がりが得られます<まぁここは、好みが分かれるところであろうかとも思いますが・・・。
帯電性は零三式11型よりは多めですが、一般のガラス系よりは少ないという感じでしょうか・・・
・・・使用上のポイントとしては、拭き取り時には完璧を期して水滴を残さないようにするというのが最大にして最高に大切な事でしょうか。。。。
これは、水滴を残すと、含まれる界面活性剤が凝集してしまい、白の残りし、ひいてはデポジット作成になってしまう(^_^;)という結果になりかねないからです。<これは、人柱で実験してみましたが、かなり強力・強烈なので日中晴天での施工はかなり厳しいものがあるんではないかと個人的には感じました。夜型人間向き?(笑)コート剤と言っても良いかも知れません。
また、能書きには耐酸性雨性能がかなり大きく出ていますが、確かに耐酸性はあるのでしょうが、それと、耐雨染性能・耐デポジット性能は別というか、正直他のガラス系同様この点ネックになるような気がします。個人的には屋根付き駐車場をお持ちの方、もしくはボディーカバーをされる方向きの製品と感じました。
耐久性はさほどなく、一月程度。