CARALL
GLOSS FINISH
HIGH GRADE
オカモトもといカーオールさんの
グロスフィニッシュのハイグレード版・・・
メーカーさんによる能書きとしましては・・・
・1回の簡単作業で、本格的なコーティング効果を実感いただけます。
・極限までアップしたハイグレード処方が、深みのある美しい艶を与え、細かな洗車キズを消します。
・高い防汚性で汚れのこびりつきを防ぎ、汚れが落ちやすくなります。
・ノーコンパウンドなのでコーティング施工車にも使えます。
・・・といった事柄が標榜されております・・・この製品、
ノーマル版は薬剤の性能は良いものの・・・ハードウェア的スプレーの出来がイマサンで問題があったのでありますが、この製品は確かに濃厚、まるで管理人の若かりし頃のような液性を示します(^^ゞ(ちなみに薬液はパッケージと異なり白濁色であります)・・・なので、昨今流行りのスプレー式ではなく普通のボトルとなっております。
これが逆に使いやすくなっているのはなんともなお話なのですが、洗車後の水滴とともに施工拭き上げに入るというこれまた昨今流行りの湿式施行方法でありますが、付属の良質とは言い難いクロスを使用しても、液体ワックスのごとく水滴拭取り促進効果が認められ非常に施行性は良好です。
メーカーさんの説明書き通りの施工方法による仕上がり具合はこんな感じになります・・・
能書き通り一度の施工でツルツルに施工できるのでありますが、ノーマル版以上に厚塗りになるのか?艶に関しては管理人的にはイマイチな感じがしました・・・なんか白く曇った感じがしますが、逆にそれが重厚さを感じさせる要素になってポンコツ号が高級車に見えてしまいます(笑)
防汚性能等は優秀でありますが、つるピカ度はイマイチな感じがしないでもありません・・・
・・・まぁまぁ均一にコーティングされている風ではあります・・・・ただ、ちょっと気になったのは他の優秀なガラス系のコーティング剤なら10日程度の放置程度ならシャンプー洗車であらかた汚れは落ち水滴拭取り時にクロスが汚れることはないのですが、なぜかクロスに汚れが付いていしまいます。汚れの「食いつき」が良い?感じがしてしまいます。管理人的に考察するに、説明書き通りの施工方法ではかなり厚塗りかつ付属のクロスでの施行だと施工面が「粗面」になってしまっているのではないかと思います・・・。
耐久性自体は非常に優れてはいますので、メンテナンス洗車でも拭取りをきっちりやればよいのでしょうが・・・管理人的には少々この辺が気になりました。。。。
この製品、なるべく薄口に施工するのが吉なのではないかと感じました・・・また、施工クロスもおまけのクロスよりは
シュアラスターさんの鏡面仕上げクロス等毛足がパイル状ではない柔軟かつ薄口のクロスがより望ましいと感じました。一回での施行を標榜していますが、水滴拭取りをして絞ったのちのクロスに更に薄口に塗っての施工のような形が望ましいのではないかと感じました・・・さらに言うならば施行直後に乾拭きするとよりカッチリ仕上がるとも言えます・・・
説明書き通りの施工だとコーティングの耐久性に関しては申し分ないですが、仕上がり具合に関しては今一歩感のある薬剤であります。。。
また、一度の施工でかなりの厚塗りとなりますので、ポンコツ号の色味では気になりませんでしたが、更に濃色なお車の場合はムラが気になる場面もあるかも知れません・・・
・・・・ということで、かわら版読者の皆様にはお馴染の正武方式での施行(笑)になるのであります。
正武方式による施行
例によって例のごとく、施工用のクロスにフクピカドライタイプを用いて水滴拭取りと同時に施工するという正武方式であります・・・液量も説明書きの半分ないし3分の1ぐらいに減らして施工てみます・・・
・・・この場合まず少量をフクピカにしみこませて水滴をあらかた拭取り、フクピカを固く絞って少量を染み込ませて塗り拡げるのが吉かと・・・
・・・個人的には正武方式での施行の方がカッチリ感がありながらてろぬめ〜と光る感じがして好みであります・・・がメーカーさんの説明書きとは異なる施行方でありますからお勧めはしません(笑)