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亡き王女のためのパヴァーヌ

(フンって鼻で笑われた(^^ゞ)

 管理人は別におフランスが好きなわけではないのですが、何故か好きな車や音楽はおフランス産が多いという・・・
 ・・・不思議なものです・・・心当たりといえば・・・幼稚園の校長先生がおフランス人であったのと関係しているのか?(^^ゞ

 ということで、今回もおフランス系の音楽でごいざいます。管理人の大好きな一曲にPavane pour une infante defunteという楽曲がございます。
例によって管理人がこの楽曲を一番最初に聞いたのは、所謂「まともな」演奏でなく、当時は「邪道」とされていたシンセサイザーミュージックからだったのでありますが・・・(^^ゞ
 そのせいかどうか、管理人のお好のは「亡き王女のためのパヴァーヌ」一風変わったものが多くなっています(^^ゞ

 その中でもお気に入りの一枚がこれ・・・




 今時の若い者にはピントこないでしょうが(おじさん世代でもマイナーだったかな(^^ゞ)明和電機という一世を風靡・・・はしなかった(苦笑)バンドの演奏であります。


 この明和電機さん、詳しくはググって検索でもして貰って頂ければその人となりというかバンドとなりがおわかり頂けましょうが、当初コンピュータミュージックからスタートしたのですが(かなり最先端を行っていたようです)このアルバムが発表された当時は、コンピューターミュージックやシンセサイザーが珍しくはないというか流行っていたことで・・・敢えてそれに逆行して?、アナログという(よりはアナクロ)かメカトロニクスというか100V電源に拘った「機械音楽」というより奇怪音楽(笑)を世に送り出しておりまして、様々な新種の「楽器」をもってする「ツクバサウンド」というテイストで奏でられているアルバムでございます。

 冒頭の「社歌」も凹んだときに車の中で聞いたりすると元気が出る素晴らしい名曲なのでありますが、、、中でも管理人のお気に入りは、本日のお題目であります「亡き王女のためのパヴァーヌ」におきましてはボイスビブラーター(MI-04) なる特殊楽器(笑)がキモとなります。
 これがどういうモノかと申しますと、偏心ウェイト付き誘導電動機をのど仏の部分に革バンドで固定してビブラートを奏でるという、画期的発明!!(笑)により、どんな濁声でもビロードのようなビブラートがかかる?(笑)お品モノなのでございます。<効果の程は、文書でいくら説明してもあれなんで(^^ゞ是非御一聴抱きたいと思います。。。さて、この録音にいたく感動した管理人、その当時たまたまレコーディングにおつきあいする機会のあった、とあるヴァイオリニストさんに吹聴したところ「ふんっ」って鼻で笑われました・・・(爆)
 へん、いいんだいオイラが自分で良ければそれで・・・(^^ゞ

 さて、管理人お気に入りのPavane といたしましては、4×4 FOUR BY FOUR CASIOPEAでご紹介致しました、CDにも含まれておりまして、これも20世紀の名演中の名演と過言ではないとぞんじます。
 更に、管理人的お気に入りは、こちら・・・




管理人の敬愛する 冨田勲氏の「ダフニスとクロエ」これも今時の若い衆、モーツァルトが一番とかぬかす「偏狭」な自称クラッシック大好き人間には、耳をかっぽじって聞いて頂きたい一枚、管理人的には20世紀の名盤中の名盤と思うところの一枚であります。
 一時期、これまた、名作「惑星」以降、迷走気味だった冨田勲氏が原点回帰というか、その音楽性・芸術性が再び「素直に」表現されることとなった名演であります。

 最近の、管理人のお気に入りとしては、とあるラジオ番組でかかっていたこちら・・・




 「French Music For Harp & Strings」であります、こちらは、ハープがフューチャーされていて、ストリングスとのかけあいが軽妙洒脱なアルバム、これを聞きながらチーズにワインなんてオツなモノでありますハイ。

 「おまえは『まともな演奏』は聞かんのか?」という突っ込みも入ってきそうですが(^^ゞ、当然「まともな演奏」のアルバムも何枚も持っておりますが、その辺はなんたら大全集とか、名演集とか聞いて頂けばよろしいのでありまして(^^ゞ、管理人が筆を執るまでもないのであります(爆)
 管理人的には琴線に触れた「お勧め品」を取り上げていく所存ですのでその辺はご理解下さいって・・・まぁこのHPをご覧の方の99.9999999%は管理人の人となりはお解りの上ご覧頂いてることとは存じますが(^^ゞ

「お中元」収録曲
明和電機社歌
寸志(1)
ワン・ノート・サンバ
寸志(2)
子象の行進
寸志(3)
亡き王女のためのパヴァーヌ

「4×4」収録曲
ミッド・マンハッタン
亡き王女の為のパヴァーヌ
トランスアトランティック
ギャラクティック・ファンク
カウアイ
シャンデリア

「French Music For Harp & Strings」収録曲
Ravel: Introduction et Allegro
Satie: Gymnopedie No. 1 for solo harp
Debussy: Reverie for harp and violin
Ibert: Scherzetto for solo harp
Ravel: Pavane pour une infante defunte for harp and cello
Debussy: Arabesque No. 1 for solo harp
Debussy: La plus que lente for harp and violin
Pierne: Impromptu-caprice for harp, Op. 9
Debussy: La fille aux cheveux de lin for solo harp
Debussy: Danses for harp and string quintet: Danse sacree
Debussy: Danses for harp and string quintet: Danse profane


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