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terupさんの使用記



幽霊部員の、terupです。
プロテクトさんのPRO HRC&HG Lightを施工しましたのでご報告いたします。


施工車両:スバル プレオRA -H12年式-
(塗装色:クラシックローズメタリック)

10月13日(土)晴れ
PRO HRC施行予定でいたが、生憎の晴天で気温も高い。
本日の施工見送り。
但し、翌日施工を予定し、午後3時頃から洗車を実施。
コートの下地処理の意味合いも兼ねて、メンテナンスシャンプーを使用。
暫く洗車してなかったのでHRC皮膜のクリーニングも兼ね、洗車後の水分拭取りとにHRC洗車(PCSクロス+NEW HRC+)を慣行

10月14日(日)晴れ
前日に続き、この日もきれーな青空が広がる。おまけに気温も高し
今日も、施工は無理とあきらめようとしたが、前日に洗車を済ませていた事から、午後日が陰ってからボンネットだけでも施工しようと決断。

午後3時、施工場は良い感じの日陰になってます。ボンネット触手でもほんのり暖かい程度です。

以下、お天気の状況に左右されながらも、10月21日(日)まで都合4回の施工と相成りました。
ここから、施工レポートの始まりどえ〜す。



1.洗車

ボディーの粗熱を取る(冷やす)のと、屋外駐車の性か、もうっすらと埃がのったボディー上に、いきなりポリッシャー当てるのは危険なので水洗い洗車実施。
水を掛けながら、PVAスポンジクロスでやさしく洗う。


2.拭取り

マキタエアブロアーを使用し、ボディーに残った水滴を吹き飛ばす。隙間は特に念入りに。仕上げに、残った水滴をクロスで拭取る。


3.下地調整(シングル)

無謀にも、シングルは今回初めての経験。この日に向けてプロテクトPCSさんにお願いして会員ページにバフ用品をアップしてもらっていたので、早速購入。
超微粒子ウレタン2枚・極細ウレタン1枚・ウールバフ2枚を購入マシンはマキタPV7001CノーマルVer(PCS Verに改良したい)

さー、やりましゅよ。おっと、その前にウオッシャーノズル・ワイパーアームのマスキングを忘れてました。
これをやっておかないと、後々泣きを見る事になります。(てゆうか、やってても泣きを見る事になるんですけど)

ノズルは3Mのマスキングテープで軍艦巻きの要領で巻いた後、上部を押しつぶす感じで覆います、ワイパーアームは新聞紙でマスクしました。

準備完了、いよいよ磨き開始
なにせ、シングル若葉マークですから極力リスクの少ない方法で磨きます。マシンに極細ウレタンバフを装着し、F404をバフ側に多め(バームクーヘン状にグルグルッと)に付けます。回転数を1000回転(ダイヤル2.5)にセットし、ボディーにトントンと当てて研磨剤を馴染ませます。
バフを軽くボディーに当てた状態で、極低速側でスイッチON。磨きたい範囲(大体60cm四方)に研磨剤を行き渡らせます。
研磨剤が行き渡ったのを見計らって、高速回転(て言っても1,000rpmですが)に切替え一気に磨きに掛かります。

ところが、バフを思ったように動かす事が出来ません(自分としては縦方向に直線的に動かしたかった)。なんだか、ボディーとバフの抵抗が大きく引っ掛りを感じるんです。
一箪スイッチを切り、しばし思案・・・液剤の付け過ぎか、はたまた回転数の問題か、面圧は?

今度は、少し回転を下げてみました(800回転)。バフが1/3程度潰れる程度の面圧をかけてSW ON、今度は何とか動かせます。
どうやら、回転数が高すぎたみたいです。

何とか動きに慣れてきたその時です、調子に乗ってウオッシャーノズルワイパーアーム間のわずかな隙間を磨こうとした瞬間、何やら黄色い物体が空高く舞い上がり、次の瞬間異音と共に黒っぽい破片がボディーに飛散しました。
黄色い物体はマスキングテープ、黒い破片はウオッシャーノズルが削れた破片。

マシンの支持が甘かったのかトルクに負けて、ノズルにディスクがヒットしちゃったんですね。
初めてのシングルで、いきなり苦い体験をしてしまいました(泣)

気を取り直して、ボンネットを4スパン程度に分けて磨いていきます。
途中、霧吹きで水分を補給し温度を調整(ほっとくと結構熱くなるんですね)しながら磨きます。
そうそう、気のせいか水分補給後の方が、バフもスムーズに動かせて磨きやすくなりました。
そんなこんなで、シングルと格闘しながら約60分でボンネット・ルーフの水平面を磨ききりました。

しかし、比較的平面の部分は大丈夫なんですが、アール部なんかで面圧を抜いた時に回転が不安定になります。
これを、宇宙ごま現象というんでしょうか。

3.下地処理(オービット)

シングルによるバフ目を消すのと、更なる肌調整のためダブルアクションで磨きます。
マシン:マキタM925
バット:PCSパット+PCSクロス(いわゆるクロス技法です)
研磨剤:F404

慣れ親しんだM925は、さすがにシングルより断然扱いやすいですね、ボンネット4スパン毎に、パットのスポンジが半分潰れるくらいの圧を掛けて、ゆっくり磨いていきます。
バフ目は?ウールで磨かなかったおかげか、びびって磨ききってなかったか定かではないが、見当たりません。
あくまでも、へたくそシングルへのフォロー磨きです。

比較的程度の良いボディーにはこのクロス技法だけでも十分なんじゃないでしょうか?実際少々の傷ならこれだけで消し去る事ができます。(今回はシングル練習がメインでしたので・・・)

水平面を磨き終えたら、続けてサイドパネル・リアパネルを磨き、バンパー類を磨きます。バンパーは塗膜が薄そうなので研磨剤をS703に変更して磨きました。

最後に、機械の届かない細かい場所をハンドポリッシュで仕上げて完了です。

下地調整後のボディーは、それだけでも十分な艶を放っており、触った感じもスベスベ・ツルツルです。処理前には、不覚にも猫に襲われたであろう引っ掻き傷があったのですが、見事に消えておりました。


4.PRO HRC施工

またまた、シングルの出番です。
バフを超微粒子バフに替えて、液剤をバームクーヘン状に多めに付けます。

シングル低速(1,000rpm)で、液剤が透明になるまで磨きます。マシンは・・・
大分慣れてきました。
縦・横方向にゆっくりと動かしながら液剤が透明になるまで塗り込みました。
超微粒子バフ(穴無し)は、液剤の保持能力が高いせいか、液剤自体の伸びが良いのか途中液剤の追加は必要ないほどでした。(1パネル程度)

ボディー水平面全体を塗り込んだ後、オービット(クロス技法)で更に磨き込み、PCSクロスで軽く仕上げ拭き(本当に軽く)最後に施工個所の状態を確認して終了。

以前、手施工で塗り込んだ時に見受けられた斑は全く見当たりません。
この液剤は、メンテ用HRC+に比べ、樹脂濃度が高いおかげで手施工だと斑になり易いんですね。
ただ、シングルが無くても、オービットのみでも施工可能じゃないかと感じました。

PCSさんの説明によると、施工直後はサラッとした感触で、20分程度でヌメッとした感触に変わればOKとのことで、実際直後に触った感じはスルスルしてたのですが、時間の経過と共に抵抗を感じるようになってきたので概成功したようです。

5.HG Light施工

引き続き、ボディー垂直面にHG Lightの施工です。

使用方法の通り、使い古しのスポンジ(背板付き)に、同じく使い古しのPCSクロスを四つ切りにしたものを巻きつけ、初めは液剤を多めに付けて施工します。
右手に液剤を染込ませたスポンジ巻きつけクロス、左手に拭き取り用のきれいなPCSクロスでボディーパネルの半分程度に塗りこみ、即拭き取りを繰り返し、垂直面全体に施工していきます。途中、筋切れしないように液剤の追加は大目に行い、スポンジクロスが半分潰れる程度の面圧を掛けて縦方向に一気に塗り伸ばしていきます。最後のほうはドアパネル1枚程度、比較的広範囲に塗りこんだりしましたが、気温が低め(18℃)だったこともあり、乾燥が遅かったのか、あまり神経質になることもなく施工できました。
ただ、ダーク系の塗装色だと斜めから見れば、塗り込んで無いところが判りやすいのですが、淡色系だとこの辺が判りづらいような気がします。
まあ、拭き取り時に塗りこんでない所はクロスの滑りが軽く、逆に塗りこんである所は滑りが重くなるので、この感触で判断できますが・・・

最後に、綺麗なクロスで吹き上げて完了です。
しっかし、施工に使用したクロスがごみ箱行きになるのが唯一の不満ですね〜

【総括】

艶は、PRO HRC・HG Lightともに、皮膜感があり、深みの有る艶で、コート皮膜が乗ってるぞー的な存在感があり大変満足してます。
施工1週間後の洗車の際、軽く打ち水した時の水引の速さがすばらしく、排水性能の高さに驚愕致しました。従来のHRC+の排水性にも満足していたのですが、本当に水分拭取りの必要が無いほどボディーには水滴が残ってません。
また、大雨に見舞われた時にあちこち走り回ったのですが、サイドパネルに水はねの跡もなく、ボディー全体が洗車後のように綺麗だったことも付け加えておきます。

今後は、この状態をHRC+洗車メンテで維持していこうと思います。

施工全体を通してシングルにはまりつつある自分が恐いです。今後シングルの練習も頑張らないとあきませんなー、つっちー2先生ご教授宜しくお願い致します(笑)
2001/11/08
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