どりるさんの使用記
名前:どりる
車両:レガシィ H12年式 ピュアホワイト
アスファルト舗装駐車場。毎日往復120キロ通勤。ダンプの後ろ多。
光触媒導入前夜
酸化チタンを用いた光触媒は、以前から気になっておりました。そこで、一度TOTOのハイドロテクトを、ボディーに施工しようと近所の黄色帽子に依頼をしたところ、拒否されてしまったのです。
ハイドロテクトは、表面にフッ素コーティングされた塗装面には施工できないというのがその理由です。私の所有するレガシィは、メーカーオプションのフッ素コーティングが施されていたのです。
そこで、この「バリヤクリン光触媒コート」を自己施工することにしたのです。
洗車
雑誌を見て知った「粘土」に初挑戦しての洗車です。すると、見る見る粘土が真っ黒に。まめに洗車をしているつもりでも、恐ろしいものです。もっとも、えらく手間のかかる作業で、とても頻繁に行なう気は起きませんが(-_-)
そのあとで、勿論綺麗に水気を取ります。
コーティング
いや、特に難しい事はありませんでした。薬液が白濁しているのですが、ボディーが白いと既施工か否かがハッキリしませんが、それは本人が覚えていればいいという事で(笑)
厚塗りしても、乾燥後に粉を吹くだけなので、薄塗りですネ。他のコーティング剤のレポートと同じで、薄塗り2回をしました。
そうそう。塗装面以外の部位に着くと、白いコート剤がなかなか剥離せずに、しばらく残ってしまいます(施工後約2ヶ月の現在では落ちている)私は、ルーフレールに着いてしまったのですが、黒ゆえにだいぶ目立ちました。
洗車時に丹念に洗えば、もっと早く落ちたでしょうね。私はあまり気にしませんでしたが。
作業終了直後
ホワイトのボディーの上に、薄くマイカ塗装が乗っているような気がします。これが、酸化チタンの粒子か!? まあ、気のせいでしょう(笑)作業が夜に及んだので、光の加減でそんな気がしたのでしょう。それなりに艶々しています。ワックス成分が入っている為でしょう。念のため水を掛けましたが、弾きました。塗布直後は水を弾くとマニュアルにも書いてあるので、これは問題ないでしょう。
光触媒効果
確かに親水膜が形成されます。でも、雨水で汚れが落ちるほどとは言いがたいです。まあ、表面に均一に汚れが付着する為、指でこすらない限り「そういう色」という気が・・・するかも?
しかし、ポイントはこれから。
まず、雨染みが着きません。厳密に言えば定着しません。
ご承知のとおり、雨染みは一度着いたら早めに落とさなくては、大変強固に塗装面に固着してしまいます。ところが、コートをしてあると、一度定着した(乾燥後、指で擦っても落ちない)のちに、太陽光線にあたると、光分解されるのか、簡単に落ちます。これは、虫の屍骸にも言える事です。
私は、通勤経路がダンプの経路と重なっている為に、カーボンやオイルミストの様な汚れが多い為、雨染みがヘビーな為、この特性は大変ありがたいのです。
こびりついていても、しばらく日光に当てれば言いのです。今までの常識とは別に、強固なほど放置するのがベストなのです。
適度に放置の後、普通に洗車。
洗車不精には最適ですネ。
念のため
こびりついた汚れは光分解されますが、「こびりつきが取れる」だけで、汚れそのものは「そこに存在しつづける」というのがポイント。つまり、簡単な洗車で落ちるようになりますが、雨ごときでは流れ落ちません。
もっとも、これは私の車がフッ素コーティング済みであるため、コート剤の「のり」が悪かったのかもしれませんが。
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