サァータさんの使用記
２年ぶりの投稿になります。
gangstarことサァータです。
http://minkara.carview.co.jp/userid/174195/profile/
中学２年生よりケミカル製品に興味を持ち、中３で磨きに入りました。
現在では多くの業務用製品を試したり、サンプルなどで送られてくる市販品などをテストして、自分が一番良かったものを愛用しています。
私が４年間の間、様々なコーティング剤を使用して様々なものをトライしてきました。
そのなかでも、コーティングのメンテ剤、または日々の洗車に使える商品として、PG1silverを紹介させて頂きたいと思います。
末筆ではございますが、参考にして頂ければと思います。
去年（2005年）の夏頃に、ギャルソンと言うケミカル会社より「ＰＧ１silver」と言う商品のサンプルを頂きました。
その頃は、メルセデスＳ２１１のオプシティアンブラックにメンテ剤として施工。
当時、滑水系のコート剤を施工していたＳ２１１と相性が良く、またムラにもならない商品だなぁと言うのが正直な感想でした。
その後、様々なケミカル品などを使用してきました。
それ以前より使っていたＣＧ１やブリスなどのガラス繊維系を含め、Ｇ１０００やファインクリスタルなども使用しましたが一長一短でした。
値段が高ければ性能はよい（そこそこ？）値段が安ければ効果は低いのが現状でした。
2006年の秋、「西日本ケミカル」の「PG1silver」という商品をネットサーフィンしながら発見。
同社の方とコンタクトしました。聞くところによると全国のディティリング店やＧＳなど、プロの業界でも使用されている製品と言う事でお話を聞き１本購入致しました。
私は必ず「成分表」を見て、液剤の粘度や色など「視覚的な要素」そして「匂い」と言う３つの評価を施工前にしています。
まずが成分から「ジメチルポリシロキサン、カチオン界面活性剤、ノニオン界面活性剤、グリコールエーテル」とありました。
「胃腸薬」などに使われている薬品と言う事でシリコーンと呼ばれる高分子化合物だそうです。ボディには吉と出るか凶と出るか微妙な成分でした。
そこで、シリコーン＝直感的に「油」と言うイメージがありまして、水の入った容器に本液を数滴加えてみました。
数滴混入した直後は水に溶けるような習性を見せ、多少振って見ると水と同化しました。おそらく水性の液剤でまた一味違うものだなと思いました。本液は白濁のサラっとした液剤。匂いはほとんどありませんでした。
ジメルポリシロキサンと言う成分は調べるところ「シロキサン」の一種だと言う事で「ガラス粒子」と言う事だそうです。分類としては、巷で流行っている「ガラス繊維ケイ素系」ではなさそうです。
さて本液の施工は簡単かつムラにならないのが率直な印象でした。
メーカーサイドでは、洗車後の塗れたボディにスプレーして水分と拭き取ると言うモノでした。
しかし、これだけですとクロスの性能に左右されますが、若干の拭き取り筋が残ります。
なので、塗れたクロスと乾いた仕上げクロスを用いて、塗れたクロスで施工 ⇒ 乾いたクロスで拭き取り と言う方法を取りましたらムラのない完璧な施工が出来ました。
施工はすぐに終了。施工後のボディは深みのある発色になりました。
ブリスやアクアなどのガラス系の綺麗系なサラっとした艶に比べて、PG1silverの艶は深みのあるツルツルなものでした。
どちらかと言うと液体ワックスを施工後のようなある艶です。ですが、表面は油分などでギドギドしたものではなくサラっとした手触りでした。
文章では上手く表現できませんが、
「原液が薄そうなわりにかなり深い艶が出る。撫でたくなるようなスベスベ具合が簡単に施工できる」
と言うのが施工直後のインプレでした。
施工後にシャワーにて水をかけました。
「低撥水」と書かれていましたが、「滑水」に近い流水性能がありました。これはブリスなど「疎水性」のものに比べると気持ちがよく、また「撥水性」のケミカルとも比べても水が流れるので面白いな♪と思ったのが印象でした。打ち水のしやすさも特徴です。
撥水が弱くなったのではなく、フライパンの水弾きに似たような「滑水」の印象を受けました。
次に施工後の「防汚性能」を試してみました。
◇丸っとコート（ボンネット運転席側）
PG1silver（ボンネット助手席側）
画像でご覧の通り、PG1silverの低撥水性能が吉と出たのか汚れづらさがハッキリとわかる結果になりました。
施工後、一ヶ月放置の画像です。
さすがに撥水性能は潰れ気味ですが、洗車毎に施工すれば汚れづらい皮膜が出来るとの事でした。
結論
これだけの効果を有するケミカル剤は、他に沢山あると思いますが「簡単に」となると難しいものがあると思います。
PG1silverは簡単に、満足できるレベルの効果を発揮してくれます。
コーティングのメンテとしても、日常の洗車毎に施工してもきちんとした結果を残してくれるのがPG1silverでした。
カーシャインのイージコートや、シャインウォーターなどの製品。ＣＧ１やブリスなどケイ素系、ＰＣＳのカーローションなどと比較して、「艶」の違い、そして「スベスベ」具合。好き嫌いありますが低撥水？滑水？の様な流水性能。これだけの効果で簡単施工は、思わずニヤリとなってしまいます。
弱点としましては、沢山スプレーすると若干ではあるがムラになりやすい事。
２度塗りをついしてしまうため、案外早く使い切ってしまう事でしょうか。
キズ埋め機能があれば最高ですが、そこまでは求めていません。
私の個人的なものですが、学生な為「コスト」面も非常に気になってきます。
この商品500ml入って3000円弱です。ブリスやアクアなどと比べて内容量があり、かなりお安く済みます。
なので予算の厳しい方でも十分に狙えるモノだと思っています。価格的にも合格です。
当時、私は業販として西日本ケミカル様より購入していましたが、
先日オンラインストアがオープンできました。
http://polymer.cart.fc2.com/
私も２本セットを購入し、現在は３本ＰＧ１シルバーを継続使用しています。
本当に気に入って使用しています。
以上が報告となります。
ありがとうございました。
今後とも宜しくお願い致します。
先日、友人のボルボＶ７０Ｒに試しにPG1silverを施工しました。
冬期間と言う事でボディには、ワックス、コーティングなど施工しておらずボディ塗装面はザラザラでした。もともとケミカル製品を使用していない車なので、シャンプー洗車をした後に施工しました。
日々日ごろから洗車をしてケアされた車だとコーティングの施工は簡単に終わりますが、水アカ、鉄粉など付着した塗装面はザラザラでした。多少多めにPG1を施工しました。
ここで驚いたのが、乾いたクロスで仕上げる時に「クロスの引っかかりがなくなりツルツルになったと言う事です。」これには、お友達も驚き何度も塗装面を触っていました。下地がきちんとしていない為、撥水は若干潰れている印象ですが、艶、ツルツル具合などでポリマー施工車の様な仕上がりでした。
特に艶は発色が良くなり、写りこむ景色にウットリしてしまうほどです。
普段、コーティング施工をしている車に、PG1を施工していると気づかない部分ですが、どんな車も同様の効果を発揮する事がビックリしました。
