車種:R2
色はアストラルブルーオパール
試してみたのはスーパーワックスゴールドという製品です。
代理店ホームページ http://www.tss-pas.com/index.html
私は近所にある行きつけのガソリンスタンドで試供品(一回分)をいただいたので使ってみました。(こちらでは店長さんをはじめ従業員の皆さんに車のこと、あれこれ教えていただいてお世話になっております)
下地はわりと良好なのでざっとシャンプー、鉄粉除去剤、水垢クリーナーの順で行いました。(それほど念入りというわけではないですが)
作業はゴールドグリターとよく似ていて非常に簡単です。(水分は大雑把でもふき取っておいたほうがいいようです)
専用のタオルがあるようですが、私は持っていないのでくたびれたマイクロファイバークロスを使用しました。比較的新しい繊維のしっかりしたものだと汚れのかきとり作用があり、ぬりこみには不適切なのかなと勝手に想像したからです。(間違っていましたらごめんなさい?)
とくにふきあげはいらないということですが、私は最後に毛足のやや長い仕上げクロスで、乾拭きしました。
直射日光下での施工性
早朝より洗車を始め施工する頃には、日差しもけっこう強くなっていました。他のコーティング剤の時と同様、注意しながら施工しましたが、別に問題なくといいますか、即乾燥の方が定着がいいのかなという気さえしました。
ムラもありません。
黒樹脂部品適合性
黒樹脂部分、グリル周りのメッキ調樹脂部分、バイザーは良好です。車内のダッシュボード等樹脂部分も薬剤のニオイが強いということもないので使用できます。ガラス面は専用のコーティングをしていますので施工しておりません。
仕上がりは固形ワックスにもひけをとらない、あざやかな艶が出ています。撥水はしますが、それほどきれいな水玉にならず、私的にはとりあえず合格です。
水滴が残りにくいというか、コロコロの水玉にならないので結果的に焼付けを起こしにくいといった表現のほうが適切かと思います。メーカさんの標榜する水滴が残りにくいという印象は特に受けませんでした。
持続性といいますか耐久性をお伝えするのは悩ましいところです。なぜなら地域の自然環境、車の使用環境、さらに車のボディ塗装面の状態、それに伴う下地作りの手間のかけ方によって人それぞれ捉え方が異なるからです。私の住んでいる地域は、年間日照時間が毎年全国でトップ3にランクされているような地域で当然降雨量も少なく、故に紫外線が気になります。車は新車で購入、あと二ヶ月ほどで初回車検ですが現在まで洗車、コーティング等のケアはマメにしてきましたので塗装面の状態は比較的良好だと思います。以上をご理解いただいた上で上記の耐久性とお考えください。
屋外駐車で一か月強(その間、雨天5日程、洗車2回)といったところです。ただ私はまだまだ経験不足で、正直に言いますと耐熱性とか帯電性がいまひとつ漠然としており、このあたりは固形ワックスとコーティングの違いくらいしかわかりません。それとこの製品、水で希釈するのですが希釈液でもヌメッとした手触りですので、けっこう油分が含まれているのかなということ、カルナバロウ配合といったことから、正武さんの好みではないかもしれませんが、正武さんの所見により補足していただければと思いました。
総評
洗車プラスαの時間(軽自動車で15分程)と手間でこの仕上がりですと、まずは納得のいくレベルではないでしょうか。私のように塗装面の保護を最優先し、固形ワックスからコーティング剤に変更した者にとってこのツヤは懐かしく思えました。
またコーティングのメンテナンスとしても使用可ということです。もう少しコストパフォーマンスがよければいいですね。