長いネーミングですが、その分製品の性格が非常に解りやすい(笑)
で、この製品、スポットスプレーと標榜されているので、かなり気むずかしい製品かと思ったのですが<実際説明書通りにするとそうなる(^_^;)
施工手順というか方法を変えると、お手軽な割りには効能はかなり良いものがあり、スポットと言わず、ボディー全体に使用可能な製品です。
キズを埋めると言うよりは、歴史的名品ポリラックのごとくキズの底までクリーニングというか綺麗にして、その結果としてキズを目立たなく、見えなくするタイプの製品。
したがって、キズは消えはしませんが(^_^;)かなりキズは目立たなくなる。
施工上のポイントとしては、ボディー全体に施工する場合には、説明書き通りに、パネル毎に施工しても一度塗ではかなりのムラムラになるのですが、二度塗り以上するとかなりムラが軽減されて「本格的コート剤」の風格を漂わせます。
この際、二度目、三度目の施工では「各パネル毎」の施工からさらに、施工時間間隔を縮め、パネル半分ぐらいでの施工時間間隔にすると吉。
薬剤はガラス、樹脂部品に付着してもそれ程悪影響は無いようですが、説明書きには避けるようにあり、となると、説明書きのごとく、ボディー直接スプレーするよりは、クロスなり、なんなりに、吹き付けてからの施工が望ましいと思います。
付属の施工用パッドは良質なものですが、あまり使いやすいとも言えないので(^^ゞこの辺は他に施工用のスポンジ包みクロスなどを用意した方がよいかも知れません。
帯電性は残念ながらあまりりよい方ではありません。が、皮膜感のある、ツルツルかつカチっっとした仕上がり具合は非常に良く、何をさておいてもお値段がお安いので、スポットクリーナーと言うよりは、本格的コート剤として考えると、かなり侮れない製品なのではないかと思います。
耐久性等は今後の検証課題ですが、施工が容易なので、さほど持たなくても(値段を勘案すると)良いかなと思います。