管理人HRC+使用記
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管理人HRC+使用記
HRCは現在改良版のNEW HRCに移行しています
こちらは過去の記録としてご参考程度に
PROTECTさんがおだしになった期待の新コート剤です。本来はプロ施工を受けた後のメンテナンス用の薬剤とのことですが、市販予定ありとのことですのでレポートします。
第一印象は非常に宜しく、しばらくはこちらをメインに使用することになると思います。
HRC+の特徴
・美しい仕上がり(最高です)
・まったくといっていいほどムラにならない(ドンテック以上です最高です)
・施工が非常に簡単(ポリラック・FX以上です最高です)
・帯電性が比較的良好(かなり良い)
・傷消し能力も備わる一液型(若干のコツが必要)
・重ね塗りをしても白っぽくならないのに膜厚感は出る(最高です)
本来はメンテナンス用の施工液ということで、私の車はドンテックが完璧に塗布されていて、最初にいきなり施工しても弾かれてしまったので、HLCというプロ用の薬剤を施工しての上に施工しましたが、通常は前のコート剤の効能がある程度薄れてからの施工になるでしょうから、いきなりHRCで問題はないでしょう・・・。この辺のテクニックに関しては後ほど・・・。
塗りこみに関しては、薬剤の濃度が高いのでどうかなと思いましたが・・・まったく持って良好。良く伸びます。まったく問題なし。言うことなし。
乾燥はある程度おいたほうが皮膜感は出るようですが、あまり神経質なところはありません。逆にこの乾燥時間を問わないことを利用して、キズ消し時と上塗り時の使い分けができます。
拭き取りは、もうあっけないほど簡単。こんなに簡単でもいいのかと思ってしまいます。まだ効能の持続期間は不明ですが、この施工の容易性なら一ヶ月でも持ってくれるなら十分。三ヶ月も持つようならコレクションの(笑)各種コート剤ワックスは捨てますわ(^^ゞ。
従来、定評のあるポリラックやFXより簡単です。効能も良いです。
帯電性能も非常に良好。施工後の埃の付着が少なくて良い。ポリラックに劣るとも勝らないものがあります。(若干ポリラックより劣るかなという程度、これはポリラックがすご過ぎということ、他のコート剤比断然優れてます)
ある程度キズ消し性能もあり、小キズならこの一液で処理できるので非常に便利です。
正式販売が待たれる製品です。なお、小キズを消すにはそれなりの注意点が必要・また、薬剤の値段を考えると傷が目立つ場合はソフト99さんの9800番等で事前に小キズは落としておいたほうがCP的には良いかもしれません。
仕上がりは、一度塗りでも十分な効能を示しますが、重ね塗りするとより良好。濡れたようないわゆる皮膜感のある仕上がりが得られます。この際、白っぽくならないのが良い。筆者は非常に気に入りました。お勧めです。
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HRC施工術
HRCは現在改良版のNEW HRCに移行しています
こちらは過去の記録としてご参考程度に
あまりに、施工が簡単で、特に注意点もないのですが(^^ゞ。それでもいくつかポイントがありますので記したいと思います。
通常の施工では特に問題は無いのですが、(塗り伸ばして乾燥後拭き取り))小キズを消す際には多少「擦り込む」ようにする必要があります。
そこで、指定の方法に従いスポンジをクロスで巻いたもので施工したのですが、薬剤の浸透性が良く布のほうにもガンガン吸われてしまうのか、いい気になってFXのつもりでゴシゴシしていたら、(クロスと施工面が直に接触したのか)逆に傷をつけてしまうという失態を犯しました。
屋外施工の場合、埃・砂をクロスに巻き込むと、他の薬剤以上にキズをつけてしまう傾向が強いので、乾いたクロスで施工するのは仕上げ塗りに薄く付ける場合には有効ですが注意が必要。埃・砂の巻き込みには注意が必要です。パネル毎に新しい面を使用すると宜しいでしょう。
小キズを消すさいには、指定の方法によらず、目立つ部分に柔らかめのスポンジで擦り込むように塗って、乾かないうちに拭き取るというよりは、「塗り広げる」ようにすると良い仕上がりが得られると思いました。(ただしこれは個人的な感想ですのでご参考までに)
一液性で非常に使いやすいのですが、拭き取りのタイミングによって仕上がりを変えれるので、これを上手く利用するのがポイントかもしれません。
膜厚感を出すには完全乾燥後拭き取り、キズ消し、ムラ防止にはパネル毎ごとに拭き取りのほうが結果が良く感じました。
これからすると、施工術としては、キズ消し段階、良質のスポンジ(もしくは絞ったクロス)で厚塗りで擦り込むように施工。パネル半分〜一枚ぐらいで拭き取り。
その後に、クロスでごく薄く全体に施工、完全乾燥後拭き取り・・・といった感じが良いのではないかと現状では思われます。
拭き取りに関しては、あまりにあっけなく書くまでもないのですが・・・(^^ゞ((シュアラスターのクロスとの相性が特に良いと感じました)
薬剤に水分が含まれるためか、一度拭き取った後にある程度乾燥すると、もう一度表面に揮発成分遅れて出てくる傾向があるので、仕上げ時の拭き取りは各パネル二度拭きとするか、全体に拭き取った後に、もう一度拭き取ると良い結果が得られると思います。
※ 屋外で埃・砂が飛んでくるような状況では二度ぶきはやらないほが無難。条件の良いときは二度ぶきそれも磨くようにするとより良い仕上がりが得られます。
筆者なりの使用法としては、まず全体に施工、拭き取り。その後傷が目立つ部分をスポンジで集中施工(直ぐ拭き取り)、仕上げとして、薄塗りで施工完全感想後に拭き取りとしてみました。
NEW HRC+ 使用記
下地処理剤S703とNEW HRC
HRC+がモデルチェンジ、NEW HRC+となって登場、が、今回は従来の小改良と異なり、別の製品名にしても良いぐららいの大改良です。
結局、今回から下地処理剤と上塗り剤に分離。2液となりましたが、これは、相互に独立した製品と考えてもよく、必ずしも「セット」で使用する必然はないものです。
まずは、下地処理剤とされる+S703
一言でいえば、クリーナーとコンパウンドとコート剤が一体化したもの。従来この手の製品としては定評のあったドンテックのFXをご存知の方はあれの凄いやつと思っていただけると解りが早い。
使い方は簡単、薬剤の粘度も適正なので使いやすい。効能は非常良好。シトロエンの会で、「もうTVショッピングみたいだ!!」(笑)との声が上がるほど小キズは簡単に消えます。樹脂分も入っているらしく塗って拭き取るとかなりの艶も十分ですし、表面のすべりも良くなります。
これを施工した上にHRC+の施工を推奨されていますが、S703の施工だけでも結構綺麗になる上、コーティング層も出来るみたいなので、あえて同じ日に施工しなくても良い感じです。
せっかくなので、「上塗り}のNEW HRCは暫くおいてからコートしても問題はないというか経済的かと思いました。
結構な勢いでキズが消えてしまいますので。あまり常用はしないほうがいいかも(^_^;)ここ一番というときにこれを使ってあとはHRC+ということか。なお、この製品はボディーが熱いときはムラになりがちなので、必ずボディーが冷えている状態で施工することをお勧めします。
逆に言うとボディーが冷えている状態であれば、全くと言っていいほどムラは発生しません。
で、本番のHRC+のNEWタイプを試す。
こちらはも、施工そのものは非常に簡単。
説明書きからムラの発生を懸念しましたが、ふきとり〜のWやシュアラスターの鏡面仕上げクロス等ハイテククロスを使用する分には全く問題無し。事前にキズ消しが終わっていると言う前提に立てば、スポンジでの施工ほうが楽&ムラ無く仕上がると感じました。キズ消し性能は従来タイプに劣りますが。これは致し方ないと言うか、そういう場合はS703ということなのでしょう。
こちらも、施工時点ではボディーが冷えてないとムラになりがちです。が、施工後は暫く日光に当てたほうが持ちが良くなるようです(仕上がりにはあまり関係ない)
持続性能のほうは、太陽(オリジナルはミラーコート)やポリラックに比べると耐久性の点で若干劣るかというところがありますが、ともかく施工が簡単なので日常のメンテナンス用のコート剤としてはお勧めできるかと思います。
特に、塗りこみ後、乾燥を要さず直ぐにふき取りできるので、青空施工で施工環境があまりお宜しくない方、時間を余り掛けたくないが、ある程度の効能は求めたいという方にはポリラック並みの手軽さで、太陽並みのし上がりが得られるということで、お勧めできる製品かと存じます。