カーシャイン SPC
スーパープロテクションコーティング
カーシャインさん「スーパープロテクションコーティング」
名前はチト長いが施工は非常に短時間で済みます(笑)
カーシャイン SPC
管理人使用記
メーカーさんによる能書きとしては・・・
洗車後、水滴のある状態にスプレーして拭き取るだけで施工完了
雨によるイオンデポジット付着防止(濃色車にも最適)
既にあるイオンデポジット(軽いもの)を目立たなくする効果
水アカや泥汚れも洗車で簡単に除去できる高い防汚性
緻密な被膜表面と低摩擦により、虫汚れの除去が簡単
低摩擦による洗車キズの防止 ※表面を触った時のスベスベ感はそれほどありません。
排水性の良い低撥水性
ゴム、無塗装樹脂パーツ、ガラス面など車の外装全体に施工可能
ワイパーのビビリ防止
環境に優しく、人にも優しい「VOCフリー完全水性タイプ」
・・・と、いった項目が並べられています。
これからすると、かなり本格的?というか、濃厚なる液性を想像していたのですが、さにあらず、サラサラでバインダー成分というか溶剤臭もしない液性で、まぁ要するに水みたいな感じです。。。
・・・で、実際の使用感も施工している間は、本当に塗れているのかなぁ?と思うような感じで・・・、従来の水滴と共に拭き取るタイプの製品の多くは、シャンプーインコート等も含めて、含まれる溶剤成分などの効能で水滴拭き取り促進効果があるものが多く、とりあえず、「塗っている」という感じがするものですが、そういった感じもせず、ただ「普通に」(笑)水滴を拭き取っている感覚です。。。
第一回目の施工中に日が暮れてしまい(^_^;)「乾燥状態」にもって行くことが出来なかったので(露が降りてくる状態)輝き具合も当日確認できず、効能の方もどうかなぁ?と思っていたのですが、翌日、乾燥して「仕上がった」車を見てみると、非常にキレイに施工できています。
仕上がり具合は文句なし
所謂、皮膜感というものには乏しいのですが、クリアに鮮明に、光っています。非常に皮膜は薄いというか、どうも、塗装に食いつくと言うよりは、同化、浸透?する感じです。
洗車部員の中でもあまり存在を知られていない?隠れた銘品である、モアモアポリマーを彷彿とさせる使用感です。
ただ、モアモアポリマーは完璧に?塗ったという感じがしないのに対し、SPCの方は、一応?輝いて「塗った」という感じがするというか達成感がある点は一寸違うかなといった感じです。
人によっては一寸食い足りないというか物足りなさもあるかも知れませんが、個人的には非常に良い感じだと思います。メーカーさんの言うように重ね塗りの効果が期待値大きな製品です。。。
管理人的には重ね塗りが非常に有効に感じました。光り具合というか、光沢、膜厚感には差ほど変化がないというのが、正直なところなのですが、心眼(笑)もしくは手触り的には平滑度がリニアに増す施工後の触感も、樹脂を重ねたっと言う感じになりました。この感覚は往年のポリラックの重ね塗りを思い起こさせるものがあります。
・・・確実に重ね塗りの効果を実感できるという点では、希少な存在でしょう。筆者の感ずるところ、効能の良いコート剤ほど重ね塗りは効果のほどがイマイチ実感できないものが多い<要するに性能が良ければ良いほど、重ね塗りでは定着しがたいという傾向、もしくは、クリーナー効果が高い製品ではそれである程度前のコート層が落されてしまう・・・etc.の理由で重ねりした場合の効能の発揮具合が劣るんじゃないかなぁてな感想を持っています。
SPCの重ね塗りによる下地処理能力というか平滑度向上能力に着目して、他のコート剤のベース剤としても使用可能なのではないか?という感じもありますが、この辺は今後の要検証課題です<人柱&施工記投稿募集!!
雨中走行での印象は、非常に特徴的。雨滴のスベリ具合が違い通常比−10km〜20kmと申しましょうか、私の3号で言うと、40km〜50kmでもう、排水されてしまいます。有り体に言って流水力以上に排水性は良好です。
元動く鉄屑状態のXanita3号でこの状態なので、新車や、プロによる磨きを経たお車なら更なる低速で排水されるのではないかと想像されます。
まぁこの辺は相対評価になっていまいますが、ともかく排水性は非常によい。
水玉になるのが管理人的には一寸気になるのですが、この水玉の一つ一つは非常に小さく均一なのは驚異的というか、恐らく、非常に均一に施工できているのではないかと思いますが、これは、過去に使ったどんな薬剤より凄いです。
まぁそれが優れていいルかどうかというのは別問題なのですが・・・(^_^;)たとえて言うならばポリラックで「すら」施工に失敗されるような施工下手な方(苦笑)でも、確実に能書き通りの施工が出来るという意味では画期的ではないかと思います。
ただ、小雨と申しますか、「汚れた」雨の場合は流石に、ボディー平面部には「砂塵」の凝集痕kが付いてしまいますが、まぁこれは致し方ないところかと存じます。
この「凝集痕」の付き方は、ぱっと見一番「危うく」感じられ(^_^;)、その凝集具合は第一世代のガラス系を彷彿とさせるものなのですが、いざ、メンテナンス洗車するとSPCは不思議と綺麗になっています。
この点でもSPCは「違が解る」人向けかなぁ?という気がする次第。
施工上のポイント
施工そのものは、非常に簡単なので、ポイントと呼ぶべきものは無いのですが(^_^;)
説明書通りにボディー全体にスプレーしてしまうと独り者の寂しさ(;_;)素早い拭き取りが望むべくもないので、一部乾燥してしまって、成分が凝集してしまうところもありましたので、これは、パネル毎でのスプレーもしくは、クロスにスプレーしてからの施工が望ましいと感じました。
この製品、光沢具合、皮膜感は有り体に言ってに乏しく、雨中走行後の汚れ具合もぱっと見があまりよくないので、一般受けするかどうかと言うのが微妙(この意味でPIAAアクアと対極にある製品か・・・)な製品なのですが、その、効能の素晴らしさを感得出来る感性の持ち主の方であればメインコート剤としてもメンテナンス剤としても重用できる製品であるといえましょう。
2007/04/23