y-moritaさんのポリラック使用実績その1

ポリラック使用実績その2

 の車はイタリア車の黒なので、結構ボディの手入れに困っていました。でWebページを検索して、ポリラックなる商品に興味を持ち専用クロスと共に購入しました。その後約3ヶ月使用したのですが、手間、仕上がりともに満足できず使用を止めました。
以下にいくつか問題点を列記しておきます。

1.施工の手間
 工時の濃度調整が思いのほか難しく難儀しました。新車なので最初から専用クロスのNタイプ(ネル布)で施工したのですが、このクロスに含ませる水の量をうまく調整しないと、塗装にこびりついた状態になってしまいます。ポリラックが水で薄まり過ぎると確実にこの状態になります。これについてはポリラックの濃度を保てば良いのですが、そうすると厚くなりすぎてムラになるし、拭き取り時の粉が異常に出てしまいます。

2.拭き取りの手間と塗装へのダメージ
 用クロスのHタイプ、Sタイプ(不繊布)共にポリラックの拭き取り性能は抜群なんですが、1.の様な状態のためどうしても拭き上げに手間がかかってしまいます。そのため軽く拭きあげても拭く回数が重なるため、磨き傷ができてしまいます。これはシャンプーで完全にポリラックを落とした状態でも残っているのでポリラックの拭きムラではありません。試しに空拭きにこれらのクロスを使いましたが、一発で磨き傷が出来ます。

3.仕上がり
 い仕上がりの場合もありますし、傷消し効果が高い事も体感できるのですが、如何せん広範囲の部分(特にボンネット)の施工跡がどうしても目立ってしまいます。もちろんこれは上記1.と2.つの問題点の結果だろうと思います。

4.メンテナンス
 工跡を何とか目立たないようにアーマオールペイントプロテクタントを推奨クロスで試しましたが正直言って「ただの油」じゃないかと思うほど酷い仕上がりでした。私はこれが一番ショックでした。

5.汚れ具合
 一ポリラックを使っていて納得できたのは埃を吸い付けない事でした。もちろん4.を絶対行わない場合ですけど。

 するに私の車ではポリラックの施工自体がうまく行かない事がすべての原因だと思います。一般的にイタリア車などのラテン系の車は塗装がドイツ車、国産より柔らかいので(これが上記2.の原因)、恐らく塗装との相性があるんじゃないかな? というのが私の結論です。

 断りしておきますが、単にポリラックを批判するためにここに書いたわけではありません。仕上がりに納得されてる方も多いでしょう。でも私のようにまったく合わず、失敗する例もあるんだと言う事を理解してもらいたいのです。その場合6000円+1200円、さらにアーマオール分を含めれば10000円近くの無駄遣いと車へのダメージ(といっても表面を仕上げ直せば一切問題ない)があるのですから。

 自身は週1回の洗車もワックスがけも苦ではないので、恐らくこれだけ手間がかかり神経を使い、仕上がりに文句があるのならば、ごくふつーの固形ワックスを使ったほうが良いのでしょう。事実、最近使い始めたリンレイの固形ワックスの仕上がりには満足しています。湯気が出るような直射日光下で施工してムラにならないのは驚異的です。
相変わらず拭き取り時の粉が出るのが難点ですけど。

(この文章は好き勝手に取り扱ってもかまいません。どうぞご自由に)
y-morita@geocities.co.jp
 

y-moritaさんのポリラック使用実績その2

 んか私が前に書いた文章だと「ちくしょう、損したー」的な稚拙な文章っぽくて、全然前向きじゃないので、ちょっと長いんですが補足しますね。
 リラック自体の性能は申し分ないと思っています。 私も無闇に3ヶ月使っていたわけじゃなく私の車に合う施工方法を探りながら試していたのです。でも、私のハンドルどおり「もう疲れました(笑)」状態になってしまったのです。
 の場合、ポリラックが「こびりつく」のが一番の問題でした。こうなるとS、Hクロスですら落とすのが難儀なんです。うまく施工出来てる方には信じられないでしょうが、言葉どおり「こびりつく」んです。で、前に書いた通り大抵こうなるのは、ポリラックが薄すぎたときです。この「薄すぎた」という言葉は・(施工のために塗る厚さが)薄すぎた。ではなくて・(クロスに浸した水が多くてポリラックの濃度が)薄すぎた。と言う意味です。(水の量についてはpoly_04.htmの警告を読んでいます)
 の車の場合、施工クロスに含ませるの水の量をいろいろ変えて濃度を調整した結果、ほとんどクロスに水を浸さない位濃度を濃く使う場合のみうまく施工出来る「場合がある」というわけです。当然塗る厚さは「薄く」です。
 も、これでも広い範囲(ボンネット)ではこびりついてしまうんです。勿論施工する環境(車に水をかけて十分冷やす、日陰)や乾燥時間も気をつけたんですけどねぇ。ちなみに粉が出まくったのは、このこびりつきを取るために故意に厚塗りした時の事です。これなら粉は出ますね。
ちなみに、このこびりつきを取り去るとと一見「むら」のようになってしまうのですが何度かS、Hクロスで拭き上げていると表面が均一になるので取れる事は取れるんです。でも今度は(街灯下で見える)磨き傷が目立ってしまうというわけです。んー、この辺の状態を言葉で説明するのは難しいですね。
 っぱり塗装との「相性」としか思えないんですけどねぇ。今度機会があったら国産車で試してみます。

 局、私があのページから受けた「簡単」という言葉のニュアンスと、実際に私の車で施工した時の手間とのギャップがあまりに大きいかったのが、こういう残念な結果になった、とご理解ください。やれ濃度が、とかやれ施工方法が、というのでは他のコーティング剤と同様に「気をつかう」わけですから。私には上記の「気をつかう」事と「手間」が合わなかった、と言う事です。個人差が非常にあると思いますが、多分私の洗車とワックスの頻度ならば、たとえ化学雑巾になっても、ごくふつーの(カルナバ+怪しい成分)の固形ワックスの方が「気をつかう」事も無く(ちょっと下品な光沢だけど)手間がかからない、となると思います。と言っても休日つぶしてまで洗車するわけじゃなくて遊びに行く前に早起きしてざっと仕上げる程度ですけど。
 り返しますが、とりあえず「満足」する仕上がり、という場合もあったのでポリラック自体は良いのでしょう。
 も私の前の文章だと性能自体に文句を書いているようにしか見えませんね。この点は取り下げます。ちなみに車とは無関係ですが、透明なアクリルカバーに施工したときの仕上がりは最高でした。全然「むら」にもならず新品以上に輝いたくらいですから。
 あ、それから「無駄遣い」と言う言葉も取り下げますね。

 うやって言葉の端々を云々し出すときりがないのでこの辺でご容赦を。

としては
・「施工には(若干)コツが必要です」
・「もしかしたら塗装との相性があるかもしれません(未確認)」
位のお言葉があのページに入れば本望です。あそこ自体は、雑巾禁止のお話
など非常に参考になったページですから。

後も草葉の陰(い、意味が違う〜笑)から応援しています。連絡は不要です
のでどうぞご自由にお取り扱いください。では。
 ※管理人注:どうもポリラックはイタ車とは相性が悪いようです(^^ゞy-moritaさん貴重な情報ありがとうございます(_o_)皆さん参考にされてください。ただ個人的には「イタリア車」だから・・・・というよりは、施工方法に問題があったのではないかと思っているのですが、現在まで公開したものの他にも数十件のメールを頂戴していますが、その中で3名ほどの方が同様の「施工ムラ」についてご質問されています。個人的にはポリラックは施工が簡単なコーティング剤だと思っているのですが、それでも失敗される方がおられるのは事実です(苦笑)新たに「上手く行っていない」と思われる場合の注意点を記したいと思いますので、上手く施工できない場合の参考にされてください。
 4.メンテナンスについては、HP上には注意点として「〜前略〜「油分」を塗布するということは、極端に言えば愛車のボディーを化学雑巾状態にしているのと同じです。埃を呼び寄せることになるので、「密閉できるガレージ」を所有されているか、まめにメンテナンスされる方でないとお勧めはいたしません。〜後略〜」
 ・・・・としっかり記述はしてはありましたので、^^^ゞちょっと配慮が足りなかったご様子です。ご指摘されている「施工跡」は実は施工に問題がある場合に出てしまうのですが、これは「上手く施工できてない」場合でして、私の書いている「施工スジ」とは別物であるということです。当然「上手く」施工できれば施工跡など見えません(^^ゞ
  私の書いた「施工スジ」は「施工跡」よりもっと細かないわば「くもり」のようなことを言ってるもので「上手く施工出来ている」のが前提で「更に上を目指す場合の」のお話なのです。「施工跡」がみられる状況で
「油」を塗りたくってもご指摘のような状況になるのはもっともです(苦笑)この点は私の表現力不足が誤解を招いた点は否定できません。
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