ヘッドユニットをE400AVZに交換して、ラウドネスを使用することによって、何とか音の方向性は、見えた愛車S−MX号でしたが、やはり、何かが足りないというか、低音が軽く、高音が重々しいという、筆者の好みとは逆の特性に、「スピーカー交換もやむを得ず」という結論に達し、もったいないと思いつつもスピーカー交換を敢行しました。
スーパーウーハーの装着も考えましたが、前後をスタガーの16cm×2と考えれば、25cm〜30cm並の低音は出ていいはずです。ホームオーディオでこの構成なら調整次第で極まともな音が再生できるはずです。
良質のスピーカーを選択すれば十分トレードインでも行けると判断し、大きめの販売店を幾つか回って、聞き比べてみると、パナソニックとパイオニアのものが筆者のイメージする音に近いようでした。
で、この二社のものに絞って、比較検討したのですが、パナソニックさんの新形状エッジに興味があったのと、パイオニアさんの16cmで3ウェイというナンセンスな構造がイマイチ(ホームオーディオの立場から言わせれば、パイオニアさんのツイーターは虚仮威しの様なものです。無くても十分な再生が可能な代物と見ました)
ということで、まず、パナソニックさんのものを選択したのですが、高音については期待通りの爽やかなな音で、満足ですが、低音が、スピード感があり、好みの音ではあるのですが、イマイチ、ココ一発の瞬発力・力感に欠けるというか、その点が気になりました。
そこで、どーしてもパイオニアさんのスピーカーも捨てがたくお金の節約という意味も含めて、両方の中間を取るべく、パイオニアさんのスピーカーをフロントに装着してみました。
パイオニアさんの低音の力感はトレードインとしてはぴか一だと思います。ラウドネスを使用して、更に適当に低音を増強することによって、もくろみ通りスーパーウーハーを装着せずとも、希望の低音が出るようになりました。
ただ、少々高音が軽薄・ガサツなのが気になります。もしかするとパナソニックさんのものを、フロントにした方が良いかもしれません。いずれ実験してみたいと思います。