Panasonic CJ−FF165D


 ッドユニットをE400AVZに交換して、ラウドネスを使用することによって、何とか音の方向性は、見えた愛車S−MX号でしたが、やはり、何かが足りないというか、低音が軽く、高音が重々しいという、筆者の好みとは逆の特性に、「スピーカー交換もやむを得ず」いう結論に達し、もったいないと思いつつもスピーカー交換を敢行しました。
 スーパーウーハーの装着も考えましたが、前後をスタガーの16cm×2と考えれば、25cm〜30cm並の低音は出ていいはずです。ホームオーディオでこの構成なら調整次第で極まともな音が再生できるはずです。
 質のスピーカーを選択すれば十分トレードインでも行けると判断し、大きめの販売店を幾つか回って、聞き比べてみると、パナソニックとパイオニアのものが筆者のイメージする音に近いようでした。
 パイオニアさんはさすが、オーディオメーカーの老舗だけあってなかなかいい味を出してました。(若い方にはお判りにならないでしょうが、昔は、「トリサンパイ」とか「パイサントリ」とか言ったものですお酒の名前じゃありません。所謂ご三家というヤツですな)低音の量感に関しては同じトレードインという土俵の中ではパイオニアのが一番良質というか、量感があるわりにボンつかず好みでしたが、この口径で3ウェイという大げさな構成(指向性にも問題があるような気がした)とデーハー作りにちょっと抵抗を覚えました。
 パナソニックさんは、低音が非常にスピード感があってタイトでこれも良くちょっと量感が不足している感がありましたが、これは、トーンコントロールで補えるだろうということもあり、特に高音の指向性がよく、さわやかなのが気いってこちらを選択しました。
着してトーンコントロールを調整するとまぁ満足のいく音になりました。ただ、こうしてみると贅沢なもので、やはりもう少し低音の量感も欲しくなりました。(特にクラシックを聴く場合はその感が強い。S−MXはスピーカー交換が非常に簡単なので、低音の質感が捨てがたいパイオニアもいつか試してみたいと思います




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